昔、2ヵ月半ほど中東を旅していた時のこと。

安宿を点々としていたこともあり、荷物を軽くコンパクトにすることは最重要課題だった。

軽いと楽というのもあるが、何かあった時に身動きもとりやすい。

ホテル宿泊時は、いつでもすぐ飛び出せるよう、荷物はひとつにまとめベッド脇に置いていた。今でも、旅先ではその習慣が残っている。

最近はデジカメ派になっちゃったので持っていないが、当時は一眼レフだったので、フィルムケースが大量にあった。
このケースが、粉洗剤入れにぴったり。

ということで、起点のエジプトをでる際にいくつもの「粉洗剤フィルムケース」を作って、荷物のすきまに何個も入れておいた。



しかし・・・。



ちょっと、作りすぎたようだ。
というか洗濯をさぼっていたのかもしれない。

そして懐かしの成田空港に到着した。


「これは何ですか?」
「あ、洗剤です」
「開けますがよろしいですね」
「はっ、はい」

「これは何ですか?」
「えっと・・・それも洗剤です」
「開けます」
「はい」

「それでは、これは・・・」
「洗剤です。全部洗剤です!!!」

「では、これは?」
「あ、それは砂です。砂漠の・・・」



そうして、人生最初の帰国で私は、他の乗客の好奇の視線を受けながら、全荷物チェックという洗礼を受けたのであった。(ちなみにこの時、荷物からは、果物やジャム、チーズにパンといった非常食が次々でてきて、その場で処分した)


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