モスクの建築様式は、国によって様々だ。

大きな丸いドームをいくつも持つムハンマド・アリ・モスクは、トルコのイスタンブールにあるモスクを真似て作られたものだと言う。確かに、他のモスクと比べると全体の雰囲気も大きく異なる。

内部の装飾も実に見事!

天井から大きな輪状のものがぶら下がっていて、そこに無数のランプがとりつけられている。シャンデリアも美しく、さらにその先のドーム部分にはステンドグラス。観光客の団体は、全員、一様に口を開いて上を見上げているのが面白い。まあ、自分も初回はきっと、あんな表情で感嘆していたと思うんだけどね。

赤い絨毯が何枚も敷き詰められていて、その上に座り込んで、ガイドさんの説明を聞くツアー客、デイパックを枕に寝っころがる人、柱に寄りかかって体育座りし、ただぼーっとしているエジプト人中年男性など。

自分は、モスクはやはり神聖な場所という気持ちが強く、完全に観光名所となっているこのモスクでも、手足も洗わずずかずか入ってしまうのは何だか気が引けていた。が、3年前に訪れた時、カイロ一日ツアーに無料で参加させてもらい、イスラム地区のモスクを2つ程訪れ、その荘厳さ、ステンドグラスの美しさに驚いた。

・・・もっとまわっておけばよかったかな。

ムハンマド・アリ・モスクはじめ、アズハル・モスクなど、歴史的なモスクは観光客にも開放されていて、入館料を払って中に入ることができる。

ガイドブックには、節度ある服装(長ズボンに半そでシャツなど、あまり肌が露出しないもの)で、大声をださず静かに観光するよう書かれているが、宗教を持たない日本人は、逆に宗教には過剰に気を使うのか、案内したツアー客の中には、色までわざわざ地味な洋服に着替えてくる人までいたっけ。


● 拡大写真



<追記>
worldtrainさんは、タイのリゾートで、日本の超大手企業の団体ツアーの「売春ツアーか?」というような風景に遭遇してしまったとか。本当にあるんだあ、そういうの・・・。
「横断歩道、みんなで渡れば怖くない」の標語(?)は、団体さん&海外旅行で色濃くでるのか、いいにつけ悪いにつけ、集団の相乗効果を強く感じる。

ちなみに、傍若無人とまではいかないけど自分が時々目撃するのは、ロビーで待っている時の日本人団体客の態度。一流ホテルは、ロビーの雰囲気も非常に重視しているし、そこはまだ、人目を気にしないといけない場所なんだけど、日本人はロビーに入ると、「いんやー、疲れた、疲れた・・・」と思い切りくつろぎモードに入ってしまうことがある。ソファで靴脱いで、テーブルの上に足のせてマッサージ始めたり、やおら荷物を分解し始めたり・・・。旅館カルチャー(建物内に入れば「内」となる)もあるのかもな。

あと5分程、添乗員が鍵を渡して部屋に入るまで少し我慢すれば、ホテルからも「田舎者」扱いされずにすむんだけどなあ・・・と思うことがある。これは、中国・韓国からの団体さんでも、同じような風景を見るな。


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