2015年SGT第6戦 菅生 決勝 | レーシングドライバー☆ワダQ

2015年SGT第6戦 菅生 決勝

SGT第6戦菅生の決勝が終了しました。



午前中のフリー走行は、

昨日全く走れずに終わった城内選手からスタート。



ニューブレーキの焼入れをしながら順調に走行を進めますが

昨日のアンダーステアは直っておらず数周でピットイン。



ドライバーを和田に代わり再度コースインします。



やはり昨日の状況に変化は無く

とりあえずチェッカーフラッグまでセットアップを進めます。




結局、ベストは1分21秒985のタイムで21番手。



今回はSLS勢が苦戦を強いられているようで

ほぼ我がチームと同タイムという結果でした。




決勝は「菅生には魔物が住む」と言われるように荒れること間違い無し!

とにかくマシンにダメージを与えないよう

着実に完走を目指します。




好天のもと、気温26度、路面温度38度というコンディションで迎えた決勝レース。


25番グリッドからのスタートドライバーは、和田。





毎戦恒例となりつつある地元県警協力のもとパレードラップが行われ、

その後1周のフォーメーションラップでレースはスタートしました。


スタートしてしばらくはポジションをキープします。



3ラップ目位から徐々に戦闘体勢に入り

1台又1台と前車をパスしていきます。




しかし最初の500クラスのラップオーバーの際に

なんと高速最終コーナーでアウトからぶつけられあわや大クラッシュ!

ハーフスピンで何とか立て直しましたが

抜いた車にあっという間に抜き返されてしまう始末。

ここから再度前車を抜きかえす苦労のレースとなります…




ただ、ペースは悪くなく追い上げて行きますが

27周目に500クラスのDENSO SARD RC Fが裏ストレートでクラッシュ。

すぐさまSCが入ります。


すでにレースは3分の1を消化しており

SC導入中の29周目にピットレーンオープンとなると、

ほとんどのクルマはピットイン。

一気にピットインした車両でピットは大渋滞の大混乱!

これを利用して前に出るギャンブルに出ます。


コース上に残った車両は500も含めて10台足らず。

レースは33周目にリスタート。

ここで我がチームはトップに立ちます!






その後も怯まずプッシュし続けトップのまま52周目にピットイン。


ここでも我がチームは、最大の決断をします。

なんと菅生でタイヤ無交換という前代未聞の作戦に打って出ます!

ドライバー交代と給油だけの短いピット作業で城内選手を送り出します。



戻ってみれば7位!

このまま行けば6位以内も…。




ただタイヤ無交換ではやはり厳しく

城内選手の必死の走りが続きます。



しかし、後ろから迫るマシンのペースは明らかに速く

辛抱の耐える走りで応戦します。




結果、順位は落としましたが10位で締めくくって

1ポイントをゲットすることが出来ました。


大波乱のレースで戦術に救われたレースでした。

第4戦富士に続き最下位スタートは

我がチームにとってチャンスポジションになってしまいました(((^_^;)。




これで今シーズンのポイントは合計2ポイント。
次のオートポリスは、更なる上を目指して頑張ります。