昨日、地元紙に『Jアラート「過剰」の声』との記事が載った。

 

驚くべき記事だ。

 

記事によれば、上智大の水島宏明教授は、Jアラートによる国民保護情報をNHKや民放が速報し報道を続けたことについて、

「実際のリスクに見合う放送になっているか。国民の命に係わる切迫した事態が生じていたのか。冷静に考えると、今回は恐らくなかったのでは」と述べ、

さらに、

「国防や軍事を大事に思う意識が必要以上に高まる可能性がある。過剰に危機をあおることは危険ではないか」

と述べているが、能天気もはなはだだしい。

 

国土の上をミサイルに通過されていること自体が異常であり、北朝鮮のミサイル技術からすれば今回もJアラートで通知するのは当然であり、もしJアラートで通知せずに国民に被害が出た時に、このようなことを述べている水島氏は責任が持てるのだろうか?

 

これは緊急地震速報が過剰だと言っているのに等しい。

国民を守るために最大限のことをするのが国家であり政府である。

 

そして、その後も各放送局が報道を続けたことは当然のこと。

北朝鮮のミサイルが通過したからそれで終わりではなく、続けて撃たれる可能性もあるし、何らかの反撃が米軍などによりなされる可能性もある。

経過を見るとともに分析をするのは報道機関として当然のことである。

 

さらに水島氏は、「国防や軍事を大事に思う意識が必要以上に高まる可能性がある」と述べるが、今のような国防状況だからこそ日本の上空を通過するミサイルが撃たれ、国民が危機にさらされているわけである。

 

これは今のような状況にしてしまっている政府の責任であるが、だからこそ国民を守るために国防の強化は至上命題であり、敵地攻撃能力をはじめとした抑止力を持つことが必要である。それは他の国家ではごく当たり前のこと。

 

水島氏はジャーナリズム出身であるからこそ現在の状況を「冷静に考え」て分析をして、同じことが言えるのか考えて欲しいと思うし、この記事を書いた記者にも同じことを問いたいと思う。

 

 

※記事は「河北新報」平成29年9月16日23面