何かができるようになる。
その後、全くできなくなる。
娘との毎日は1歩進んで5歩戻るの
繰り返しでした。
私は努力不足だと叱りつけていました。
娘が理解できなかったんです。
小学1年生の時、普通に入れた学校のプール
2年生になると辛く感じるようになり、
授業の途中で抜けて
ベンチで見学をするように。
水泳の授業後は、防災頭巾を枕にして
机につっぷしてグッタリ
3年生の今年も、イヤだイヤだと
半年前から←泣いていました。
いよいよ授業が始まる6月。
毎日不安でいっぱいの娘。
親子でたくさん話し合い、
「初回授業は見学して様子を見る」
これで納得してくれました
一度見学したら見通しが立ったようで
「次は入る」
とキラキラの顔で話してくれました!
なーーーのーーーにーーー
次の水泳の授業の日、
登校中にプールバッグを忘れたことに気が付き、大急ぎで帰宅
(玄関まで持ってたのに靴を履いたら忘れた)
血だらけで泣きながら帰ってきたのでした。
ええ、転びました
ケガはなかなかの広範囲
大きい絆創膏を両足に貼って、
自転車の後ろに乗せて学校まで送りました。
水泳の授業は見学です
せっかくやる気になったのにねぇ
いろんなことが起こる子育て。
でもいつだって、私は娘にちゃんと寄り添える。
そんな自分になれたのは子育てを学んだからです。
それまでの私は、このような事件が起こったら、
自分の感情にフォーカスしていました。
「半年間も励ましたのに!」
「私の努力が台無し!」
「また振り出しに戻った!」
「だいたいこの子は甘えすぎ!」
こんな風に、です。
学んで、生まれ変われてよかった
そしてすごくありがたいのが、
学校のお友達が
人の気持が分かる優しい子ばかりなんです。
ママ友に言われました。
「娘ちゃん、プールに入れるようになった?
うちの子に聞いたよ。コワイから最初は見学するって。大丈夫かなって言ってたよ」
😭
見学することに対して
ズルいって思わないお友達。
弱い子だってジャッジしないママ友。
なんて恵まれているんだ
その後、娘にとって初回の水泳授業は
楽しく参加することができました
この出来事を、娘は作文に書いて
提出しました。
そしたら、先生にクラスの代表に取り上げてもらえたんです
「和田さんのすごいところは、怖いな。で、終わらないところ。
プールが怖くても、一度見学してどうしたらいいかを観察して、自分で挑戦してみようという姿勢、尊敬します!」
クラスみんなの前でこのように発表してくださったんです!
泣いてもいいですか・・・
親だけじゃなく、周りの人にも理解してもらって
認めてもらえて、気持ちを上げてもらって。
できてたけど、できなくなって、怖くって、
でもチャレンジする。
この流れの全部が、
発達凸凹グレーゾーンの娘を
成長させてくれています。
そしてもうすぐ7月。
娘はまたプールが怖いから休みたいと言っていますおいおい!笑
ちょっとずつ強くなろうね〜