今まで習ったことは全部むだでない
玄関に七夕の色紙を飾っています
これはきもの学院に在籍していたとき
礼法科で作ったもの
この色紙を見つつ
「ああ、礼法をやっていて良かったなあ〜」
と思っています
そう
礼法に限らず身につけることって
後から「習っていて良かった！」
と思うんですね
今までやってきたことは全部
今に活きている！
ときづいたのです
きもの学院での礼法のお授業
過去に勉強してたきもの学院では
きもの着装科と礼法科がありました
着装は高等教授科
礼法は教授科まで修学しましたよ
礼法では
和の立ち居振る舞い
言語礼法
食事礼法
祭祀儀礼(1年の節目の行事)
などなど本当にいろいろ教わりました
もちろん礼法を身につけたい！
という気持ちで学院名古屋校に通っていました
でも…
そんなに自分は得意ではないなぁ
なんてうすうす感じてたんですね
礼法が得意不得意とは
いわないと思いますが…
体にささっと入ってくる感覚が
あまりないといいますか…
なのでなおさら自分は
習ったほうがいいなと
おもってましたね
この色紙は
折形という授業です
折形とは
ひとに物を贈るとき
その品物を和紙でつつむことと
儀礼用に飾る紙を折ることを合わせた言葉です
自分で和紙を折って
水引を結びます
この水引も丁寧に作らないと
ひとに差し上げるレベルにならないのですよ～
それがなかなか難しい
たくさん折って結ぶ
これにつきます
くりかえしする
着物と同じですね
季節の節句で
七夕飾りを作りました
真ん中が天の川🌌
ひこぼし
おりひめの着物など
和紙で折る
色紙に貼って
七夕のうたを筆で書く
最後に自分の印を
押しました
赤い印
名前が彫ってあります
若いころ
書道を習っていまして
石を掘って印を作ってたんです
それを押して完成
年月とともに良さを感じる
色紙を作ったとき
実は
思い入れはそれほどなかったんです
それで、ちょっとしまってありました
何年か過ぎ
季節ごとに
色紙を飾りだして
見てみると
あら！
なんだかいいわぁと思いはじめたんです
書道もやっていて良かったし
礼法も習っていて良かったわ
無駄なことって
ほんとないなあ～って
これは最近かんじること
年をとって分かってきた
気づいてきたんです
先日は
1万人のお宮奉仕で
神社の清掃🧹に行かせてもらい
スッキリとした
気持ちになりました
これから
またいろいろ気づいてくるんだろうなぁ
そんな気がしています
気持ちがスッキリとしたお宮奉仕 ↓
◇◇◇◇◇
今年こそ
自分で着物を着てでかけよう
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寺谷 裕子（ひろこ）プロフィール
★厚生労働大臣認定1級 着付け技能士
★大手きもの学院認可教室歴10年
文化庁委託事業 伝統文化親子教室など地域活動に従事
★2020年独立、裕子きものスタイル開講
★敦賀市観光協会の着付け事業に携わり9年
『着物を装うことで外見だけでなく、内面も輝く！』をモットーに活動しています
『裕子きものスタイル』は福井県敦賀市にある着付け教室です。京都教室もはじめました。これまでに、敦賀市・小浜市・若狭町・美浜町・福井市・越前市・南越前町 県外は愛知県・滋賀県・埼玉県からお越しいただいています。