坂東玉三郎、新春お年玉公演@大阪松竹座
板東玉三郎さんのお年玉公演へ行ってまいりました
場所は大阪松竹座
難波へ行くのは何年ぶりだったか…
この人の多さ、大阪の賑わいを忘れておりました
人が多い…
人に圧倒されながら歩きましたー
そして
松竹座に到着！！
パンフレットをもらって館内へ
イヤホンガイドをレンタルしました
イヤホンガイドだけなら800円
お芝居のコラム小冊子付きは1,100円
イヤホンガイドはいつも必ず借ります
この小冊子「耳で観る」付きを買って正解
帰ってからゆっくり読みましたら、上方歌舞伎、江戸歌舞伎の違いなど面白く書いてありました
さて、お席なんですが
な、なんと！！
1列19番なんです
1列目👀
目の前には迫力のある緞帳が迫っています！
普通にチケットを取りましたが1列目が取れたなんてなんてびっくり
「新春お年玉公演」
まさにお年玉をいただけたようで
チケットがついたときは踊らんばかりに喜びましたよ
お客様は3階後方までびっしり
まずはスクリーンで
お正月らしい獅子舞からスタートでした
さて肝心の公演です
口上
黒髪
由縁の月
そして特別企画
『天守物語』の亀姫を演じられました
富姫のお姿も少しだけ目にすることができました
口上では
まず新年の挨拶、元日の地震と事故の話にもふれられました
そして、女方についてのお話と続きます
ご自身のお生まれと
これまでのご自身の歌舞伎の歴史も話されました
凛として、そしてしっとりと
玉三郎さんのおひとがわかるお話しぶりでした
お話の中でちょいちょい「クスッと」笑えるような柔らかなところもあり
そんなサービス精神も素晴らしく感じます
「黒髪」
「由縁の月」
は地唄舞
地唄舞というのは
日本舞踊が大きな劇場で踊るのに対し、座敷で舞う優雅でゆったりとした舞だそうです
主に旋回など、舞扇を持って踊ってられました
茶道のときに使用する「お懐紙」の厚いようなのを持って女性の悲しみを表現されてるのが印象的でした
あとであれは「お懐紙」なのか何なのか
調べてみようと思います
わたし
口上のときから
亀姫を演じられる時も
私何度も玉三郎さんと目があった気がしましてね〜
もう文字通りずっとかじりついておりました
今年は松竹座会場から「101年目」ということ。
スクリーンで松竹座の歩みもありました
終始「お年玉公演」の雰囲気が満載で
新春のひとときを感じられました
いつもの歌舞伎の演目のように、ストーリーを追いかけたり派手なところはないですが
ずっとワクワクして鑑賞！
坂東玉三郎さんを1列目で見ることができて、幸せでした
舞台が終わってから
ゆっくりロビーでお写真を
こんな風に
餅花が飾ってあって
お正月の雰囲気が満載でした
さて
今日の私の着物は
お正月のキリッとした気持ちに合わせて選びました
紺色の小紋と白色の帯で
帯は七宝繋ぎとおめでたい柄のものにしました
新春お年玉公演
堪能いたしました
そういえば歌舞伎を初めて観たのも
坂東玉三郎さんでして
そのときも女方の迫力に驚きました
その後いろんな俳優さんと演目を鑑賞してきて
ゆっくりとですが歌舞伎がわかってきました
最近とても面白く思います
若い俳優さんもどんどん出てこられてますが
長くされている俳優さんの
渋く奥行きのある演技を今は
観ておきたいと思います
そういう意味でも
今日はとても堪能できました
最後までお読みくださりありがとうございました✨
では、また〜
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