桐タンス不要!簡単で楽な着物収納アイデア
嫁入りのときの桐の着物タンスがスペースを取っていて困っています。
そこには普段着ない着物が入っています。
着物や帯の収納はどうしたらいいでしょうか?
普段着物と礼装着物を分けて置き場所を変えた
以前の
私の着物と帯の収納は
和室のクローゼットの中に
桐のタンスを入れ
①クローゼットを開け ⇒
②タンスの戸を開け ⇒
③たとう紙に入った着物を取り出す
これが大変面倒でした
また、
たまにしか着ない礼装着で
スペースを取っているのも
合理的ではありませんでした
そこで思い切って
たまにしか着ない礼装着は
この桐のタンスに収納したまま
和室から出して2階の書斎にあげました
理由は
①たまにしか着ないのですから
ちょっと遠くなってもそんなに
影響がない
②たまにしか着ない⇒着物を着ることによる虫干しが出来ないので、通気性の良い桐タンスにいれて収納
こちらです
\ アフター /
先ほどのタンスを2階に
先ほどの写真でオープンしていたのが
写真の(右)のタンス
下の引き出しがこの写真の(左)です
普段着物をステンレスラックに収納
そして
このタンスから出した普段着物は
ステンレスラックに
収納しました
上の段から
・袋帯
・袷の着物
・名古屋帯
・単衣の着物
・夏着物
これらは全て絹素材の物です
これは分けた当時の写真ですので
今は一段にもう少し(いやだいぶん・・)
沢山入れちゃってます
取り出すときは
たとう紙をスッを引き出す感じ
上に積まれていても引き出せます
ひんぱんに着る普段着物は
クローゼットを開けたら
すぐに取り出せるようになって
大変便利になりました
ポイントは
嫁入りの桐タンスは
2階にあげて礼装着用に
普段に着る着物は
クローゼットの中の
ステンレスラックに収納
さらに
木綿の着物や
ポリエステルの着物の収納はこちらに
木綿・ポリエステル着物はプラスチックボックスへ
木綿の着物と
ポリエステル着物は
ステンレスラックの横の
プラスチックボックスの中に収納しています
プラスチックボックスは奥行きが長いタイプ
クローゼットの中に
縦置きにしています
木綿やポリエステルの着物は
湿気はそれほど気にしなくて良いのですが
取り出しやすいように
たとう紙にいれて
プラスチックボックスに入れています
たとう紙の紐はいらない
たとう紙に紐がついていますね
紐は着物をたとう紙ごと
移動するときに中の着物が
ずれるのを防ぐためについているんです
付いていれば結んでないと
たれてきてしまう・・
この紐を着物の出し入れごとに
紐をほどき、結ぶのは
とても面倒
この際
たとう紙の紐を全部取りました
ちょっとしたことなのですが
メチャクチャ時間短縮になっているように感じます!
こんな風に着物・帯の収納を変えて
とても
便利になりましたよ
絹の着物や帯が一番嫌うのが湿気
収納で注意したいことは
湿気です
着物や帯が湿気てしまうと
カビや縮みなどの不具合の原因になってしまいます
私の場合は
ひんぱんに着物を着ることで
絹の着物や帯の風通しになっています
そして
湿気とホコリよけの対策として
着物一枚ずつ和紙のたとう紙に入れています
着物や帯の枚数
そして着る頻度
によって最適な収納があるかと思いますので
自分にあった収納を見つけてください
着物収納を変えて、その後気がついたこと
とても省スペースな
ステンレスラック収納ですが
あとで気になったこと
それは
着物を沢山重ね過ぎないこと
私の場合
ちょっと一段に重ね過ぎなのですね・・
下になった着物が上の重さで
たたみジワがついてしまいました
これまで
タンスの引き出しに収納していたときは
それはなかったです
なので
今後、ラックの段を増やして
一段に収納する枚数を減らそうと思います
着物収納のまとめ
着物収納のポイント
収納場所
・礼装着は離れた場所でも良い
出し入れ簡単に
・ラック収納
・たとう紙の紐を切る
注意
・重ね過ぎない
着物だからといって
大切に保管しすぎて出し入れが面倒にならないように~
それが一番です
絹の着物は湿気が大敵。
着物を着ることで虫干し(湿気とり)になるのでじゃんじゃん着ましょう
着終わって湿気をとり、お仕舞いするときに丁寧に汚れをチェックしてたたむのも大事ですね
着物が洋服と変わらない感覚で、今日は着物で出かけようかな~!と毎日のアイテムになるといいですね
≪着物のお手入れ≫
次回の【着物のお手入れ】は防虫剤のことを書きますね
では、また!
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お手入れ編
普段から着物のススメ
『裕子きものスタイル』は福井県敦賀市にある着付け教室です。これまでに、敦賀市・小浜市・若狭町・美浜町・福井市・南越前町からお越しいただいています。