変わりたいと言いながら変われないなんてのは
よくあることですよね
わたしもまさにそうです
でも小さく小さく刻みながら振り返ると大きく変わっている
そんなスタイルでここ数年地味に軌道を変えてきてます
早い変化、大きい変化を望みがちな癖に
変わりたいけど変われないことについて
呪術廻戦を見ていてピンときたことから紐解いてみます
はじめましての方へ
プロフィールはこちら
変化は良くも悪くも大きな影響を受ける
人間は基本的に変わりたくない生き物だ
ゆるゆるとダラダラと生きていたい
隣の芝生が青く見えたとて
「でも青い芝生を保つのもメンテナンスとか大変だしね」
「芝を買ってくるのもお金かかかるし車に積んだら汚れそうだしね」
なんて、言い訳を見繕っては自分を納得させ
動かなくて良いもっともらしい理由をこしらえるわけで
だけれども今のままが自分の人生最良の時かと言われれば
Yes！と即答できない状態で
満足してもいないけど
不満で仕方なくもない
こんな状況なのが常だ
この生ぬるい状態に慣れ親しんでいるので
そこから出ていかにも充実していて楽しそうな人を
眩しく見つめ憧れたりしつつ
けれどもアクションを起こすほどの起爆剤がない
もしくは起爆剤がないふりをしている
そして日常の忙しさや疲労を自分の棲家とする
本当はそこが「居たい場所」じゃないって
心はわかっているのにね
もはや心がわかっているだけじゃ動けない
もっと望んだ現実を手に入れるには
圧倒的に足りないものがある
それはエネルギーだ
変化のためのアクションを起こす
エネルギー
気づいていないけれども実は結構疲れている
これといって何も疲れる要素はないと思いつつ
今の社会に準じて生きているだけで
実は自動的に疲れるシステムの中にいる
無意識に日々生きているだけで知らぬ間に疲れるという
エネルギーヴァンパイアな社会システムの中にいる
知らず知らずのうちに自分を抑えているからだ
心の底から湧き出る思いや感情などを抑え続けることは
無意識にしているから気づかないが
実はものすごくハイカロリーな作業を
休むことなく続けている状態である
破裂しそうな何かを一生懸命何食わぬ顔で抑え続けて
平気なふりをしている
そんなことをしていては
何か行動を起こそうとおもった時に
変化を起こそうと思った時に
そのアクションに足りうるエネルギーが残っていようはずもない
だから変わりたいけど変われない
その状態に甘んじてしまう
そもそも変わらなくても良いのでは？
と言うのももちろんある
今のままで良いじゃない
と自分のありのままを受け入れるのも大切だ
そして変わらなくても良い、今のわたしでOK
としたことで起こる変化も実はある
でも今のわたしの起こしたい変化は
「今のわたしでOK」の先にあるものだ
「今のわたしでOK」を拠り所にして
どうにか殻を破らないで済むように
頭が心を騙している
もっと細かく言うと
左脳（マインド）がハートに言い聞かせている
「ほら、なんだかんだ困ってないじゃない？」
「ほら、芝生なんて敷かなくたって雑草だって立派な植物よ？差別じゃない？」
「ほら、あそこのお家に比べたら随分うちの方が素敵じゃない？」←この思考一番嫌い
左脳っていうのは本当に狡猾で嫌になる
そしていつも声がデカい
（左脳がダメなんじゃなくて左脳が我が物顔でうるさすぎて邪魔するのが問題。右脳や心や身体とのバランスが悪すぎる）
生まれてから身につけてきた知識や知恵や常識
人間社会に特化した情報を得意とする左脳
変化を起こそうとしたときに邪魔するのは大体こいつで
黙らせるのはなかなか難しい
だから黙らせるより有効なことは
強烈なインパクトのある出来事により
考える間を与えることなく変化するパラレルワールドを選ぶこと
例えばわたしの場合は息子のダウン症とかね
もう否応なしに自分を変える方向に行ったのは鮮明に覚えている
あとは夫さんからの離婚宣言とかね
夫さんから「気持ち悪いから触れないで」と言われたとかね
コロ感染症騒動で世の中に嫌気が刺しまくったとかね
あ、独身の時だと重度の鬱で死ぬほど辛いのから抜け出すとかね
でもねぇ
こういういわゆる「ショック」な出来事を起点にするのって
しんどいからもう嫌だよねぇ、とも思うわけで
逆にいうとこのくらいのディープインパクトないと
動けないのわたし？とも思うわけで
セカンドインパクト、サードインパクトどころじゃないよ
フォースインパクト、フィフスインパクトくらい来てるよすでに。。。
（エヴァネタ突っ込んですみません。。。）
壊して再構築するってやり方はもうしんどいから
なんか違うやり方を、、、と思ってる時に見た
呪術廻戦で宿難が言った台詞が刺さってしまった
人間に取って代わって世界の主役になろうとした呪霊へ放った言葉
「なんだお前、人間になりたかったのか。
あぁ、わかっている。人間そのものではなく、人間の位置…そんなとこだろう？
わかってなお、くだらんな。
群れとしての人間、群れとしての呪い、寄り合いで自らの価値を測るから、皆弱く、矮小になっていく。
お前は焼き尽くすべきだったのだ。打算も計画もなく、手当たり次第、五条悟に行き着くまで、未来も種もかなぐり捨ててなぁ。
理想を掴み取る飢え…お前にはそれが足りていなかった。」
この台詞。
グッサグサに刺さりまくった。
特に下線の部分。
ほんとね、ぐうの音も出ませんわ。。。
余計なことにエネルギー使いすぎてて
本当に自分が望んだことにエネルギーを使えない
そんな状態で何が「変わりたい」だ
純粋な自分というものがわかっていないのだわたしは
いや、知る勇気がないとも言える
知ったら変わらないといけないから、かな
知ったらもう後戻りできないから
知ってしまったらもう
見て見ぬ振りはできないから
自分らしく生きたいと願うくせに
自分らしく生きる自信が
まだないんだな
どれだけ怖がっているんだろうか
無難な線を選ぶことに慣れすぎてて
でもそれをやってる限りは
本気のわたしになんて二度と会えないというのに
まぁでも
よほど嫌なこと、怖い経験をしたんだろう
「自分を出したらダメだ」と
たくさんたくさん傷ついたから
隠す術ばかり上手になったんだろう
その努力をまずは認めても良いのかもな、と
今ふと思った
自分を偽らなければ、そうしなければ壊れてしまいそうなほど
わたしは必死だったのだきっと
誰にもわかってもらえないその辛ささえも
ないことにして平気なふりをし続けたのだ
存在しても良い存在になるために
自分という存在を消し続けた。。。
よくがんばったね
つらかったね
本当は寂しかったよね
必死だったよね
それを、ちゃんと自分で認めていいんだよ
その頑張りすら
なくす必要ないんだよ
もう誰も笑わないよ
馬鹿にしたりなんてしないよ
ダメだなんて言わないよ
否定する人なんて、もう一人もいないよ
少なくとも
わたしはわたしを絶対に蔑ろになんてしないから
無理して笑ってることさえも
隠さなくて良いんだよ
うまくできなくていいんだよ
うまくできるかどうかなんて関係ない
やりたいと思ったことをやろうとした
それだけで十分だ
諦めたことも全部
その時のわたしの全力だったんだ
わたしが選んできた選択肢全て
わたしが責任を持って
おっっっっっっっきな
「はなまる」をあげる！
そうか
望む現実を手に入れるための勇気はきっと
無数の大きな「はなまる」から
湧いて出るんだ
「ショック」からの変化じゃなく
「はなまる」からの変化を起こす
今度はそれに
挑戦してみる時なんだな
ショックな状況から間接的に知る「望み」ではなく
ハートから直接聞く「望み」
破壊からの創造じゃなく
平和からの創造もできるんだ
自分の声をわからなくしていた
その呪いは
もう解いてもいいんだ
小さなその声を、かけらを
大切に拾って
純粋な自分の声をたくさん聞こう
そうだ
そうしたらきっと
息子の心の声ももっと聞ける
ふと、そう確信した
書いていくうちに知れてよかった
とても心が晴れやかで幸せな気持ちだ
また一つ
わたしの大切なピースを拾えた
このピースを大切に
また一つ一つ拾っていこう
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