専業主婦をし始めて丸10年が経ちました
この立ち位置に最初は不安がありましたが
慣れとはまさにこう言うものだと言わんばかりに
そこにすっぽり収まっている。。。
いや、収まることへの抵抗を感じながら過ごした数年と
その抵抗感を実行に移した数年と
専業主婦を否定するのではなくむしろ楽しもうとした数年と
そんな感じだったように思います。
はじめましての方へ
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しかし仕事を何かしらしようとすると体調を崩すし
時間通りに動くことがわたし単体でも難しいのに
さらに息子を学校に行かせたり何処か預けたりとなると
さらにハードにならざるを得ない現状
それを考えると働くことへの抵抗は凄まじく感じた
けれども最近
働こうかな？仕事しようかな？と思えるようになった
で、実際お声をかけてもらって見学とお話を聞きにいったり
学校の学童のことを聴きにいったり
お仕事情報を探して応募してみたり
少しずつ動き始めてはいる
専業主婦が悪いとは全く思わないけれど
やはりどこか自分の中に依存の思考があるように思う
夫にぶら下がっている感覚
それはつまり
自分では経済的な力を発揮できないと
諦めている
そんな方向に自分の思考がいつの間にか収まっている
そんな感じがして
わたしはそれがどうも嫌なのだと
最近やっと自覚した
稼ぐ人が偉いとは思わない
家族はチームなので
うまく楽しく
それぞれのできることで回していくのが良い
わたしもお金を得てはいないが
家のことや家族のことや
それらは自分の責任としてやっていて
それは仕事と同じ感覚でもある
ただそこに金銭が発生するかどうかと言うのは
やはり大きな感覚の違いがあるように思う
他人に同じことをしてもらったら
お金なりなんなりをお支払いすることになる労働のはずだが
家族となるとそれが無償となる訳で
妻業母業と言うのは
かなり多種多様な知識と
広範囲の調整能力や察知能力
時間やお金の各種マネジメント
家族の心と身体の基礎的メンテナス
こんなところだとわたしは捉えていて
わたしはこれらを無償でやっているわけだけど
これ、お金に換算するとまぁまぁ高額なことやってるよね
と今になって思うわけで
で、自分のことにお金を使うとなると
夫の稼いできたお金で、になるが
わたしはこれは当然の報酬と思って使うのだけど
それでもやっぱり自分で稼ぐと言うことを
またやってみたいなぁ、と言う感覚が強くなった
もちろん経済的に脱サラしたことで収入ダウンしたのは大きいが
だが不安定な収入になったからお金の流れに敏感になったのもあって
サラリーマン時代に比べてお金の使い方が変わったようには思う
大切に使うこととか
お金に対する自分の抱いている感情とか感覚
劣等感や罪悪感などのネガティブなもの
そいういうのが出やすいのは不安定な収入のおかげで
そういうのが出てきたら向き合って対処する
それがこの一年できたのは大きいと思う
どんなにお金があっても満足しなければ
全く幸せにはなれない
とはいえ等価交換のチケットとしての地位を確固たるものとしているのが
今のお金というシステムで
それが主流の現代社会にいる以上は
今はまだまだお金の量と物理的な選択肢は比例する
だからお金は必要と思うだけは必要なのだ
お金の量と精神的幸福は必ずしも比例するとは限らないのがミソだが
けれども幸せそうなお金持ちは
精神的幸福からお金を生み出している
わたしもそうなりたいな、と思う
試しに離婚届を出して事実婚にしてみるというのもアリだなと
とある情報を見て思ったけれど
（なぜならば自立するというのがわかりやすいから）
これは夫を納得させるのと各種手続きとで
結構なエネルギーを持っていかれるので
できればこのままでちゃんと自立しようと思う
お金って面白い
人の心をこれほどまでに揺れ動かすもの
これほどまでに精神に深く刷り込まれているもの
あぁ、でも
専業主婦は無償奉仕の面があると同時に
無料でたくさんの研究と実践と学びができる場でもあるなぁ
現時点ではそれが
わたしの報酬なのだろうな
そしてここにきてやっと
もっと自分のやりたいことをしたいという
「欲」が出てきたのだろう
現状でできることだけとやる
収まることに飽きてきたから
その外のやりたいことをやる
そんな感覚が久々に
湧いてきた
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