事例Ⅳの振り返りいきます。

直前の事例Ⅲの出来が悪かったので、なんとか得意の事例Ⅳで取り返そうと少し焦りの気持ちがあったかもしれません。

まずは全般的に問題を確認。
第1問;経営分析
第2問:CVP分析、しかもグラフ付
第3問:NPVとCVP?
第4問:国債?金融関係の一般知識か?

ざっと見た感じは見たことないような論点はなさそうな気配。今年は出ないと思っていたCVPが出たのでここは取りこぼせないと気合が入りました。

第1問
いつもの経営分析。配点を確認すると40点。要求は長所と短所。
与件文を読みながら財務諸表を俯瞰。
ざっと見ると、
・収益性が高い←積極的な技術開発と設備投資
・内部留保を設備投資に充当
・生産能力に余裕
・納入価格の引き下げ要求
となったので、経営指標は下記を候補としました。
収・長:売上高経常利益率、売上高営業利益率(収益性が高い)
安・長:自己資本比率、負債比率(多くの内部留保と設備投資)
効・短:有形固定資産回転率(生産能力に余裕あり)
しかし有形固定資産回転率はD社のほうが少しだけどよい。これで短所はキツイと思いつつ、他に効率性で記述できそうなものもない。収益性は短所はないし、安全性も当座比率がやや悪いけど現金は持っているし・・・
そうこうしているうちに、気がつくと15分経過。とりあえず収益性で最も差がついている売上高経常利益率を長所として記述し、2つは残したまま先に行くことにしました。

後で戻ってきて、とりあえず安全性は迷った挙句負債比率を記述。設備投資の源泉が借入金ではなく内部留保としたことが要因。

もう一つは迷った挙句に有形固定資産回転率を長所としました。短所がないのが気になりましたが、悩んでもしょうがないので思い切って。

先日のTACの答案分析会でも、短所の指標を指摘するのが難しいとのことでした。ちなみに長所3つを指摘した人もそれなりにいたようです。

第2問設問1
CVP分析。
与件文を読む限りは難しいところはない。通常の手順で損益分岐点売上高を求める。価格30%引きで発注量2倍のときの売上高に一瞬悩むが、売上高分解すれば良いことに気づきサッと計算。計算結果は最初の与件文どおり小数第3位を四捨五入。(百万円単位)
グラフは定規がなかったので最初はフリーハンドで書いていましたが、グダグダだったので受験票を使いました。数値の記入は、交点(損益分岐点)と終点を記載しました。始点は元の総費用線と同じ。
ただ思ったより時間がかかってしまい、この時点で残り40分。急いで次へ。

第2問設問2
CVP分析らしく、限界利益率(変動費率)で比較してより高いほうを選択、とここで①は損益分岐点売上高下回っていることに気づいた。そこで②案を選択するように記述を修正。
時間がなく焦っていましたが意外と冷静でした。

第3問設問1
以前の記事でも書きましたが、何故か変動費の削減割合を売上高比で計算してしまいアウト。そこさえクリアしていればあっていただけでに非常にもったいない。意味深な年金原価係数がでて一瞬考えましたがまぁ、これは使い道わかりますよね。

第3問設問2
設問1の計算結果は間違えていましたが、NPVが正なことと損益分岐点売上高が下がり収益性が改善することは同じだったので、記述は正解取れたと思います。

第4問設問1/設問2
イマイチ意図がよくわからなかったのですが、設問1は一般知識問題?まぁサービス問題ですね。
設問2はよくわからなかったのですが、金利変動で価値が低下するなら金利固定で元本保証がいいのでは?とか考えて記述しました。
今から5年満期に買い換えるって・・・そんなのアリかよ(笑)

というわけで、今年度の事例Ⅳは昨年に比べると難易度は低下したと思います。
事例Ⅳが苦手でなければ、6割は確保できたのではないでしょうか。

私としては第3問の計算問題をミスったのが非常に悔やまれます・・・