今回は、
ニッタクから新しく発売のファクティブと、
あんまり、際立った性能の違いは見つからないのです。
共にスポンジ硬度35度、ドイツ硬度だと45度で、使いやすく、オールラウンドな性能。
ラケット
ティバー サムソノフピュアウッド ソフトな5枚合板
フォアラバー
エボリューションMP-X MAX
バックでファクティブと、フライアットスピン共に特厚で比較
どちらも初中級者にオススメ出来、男子ならシェークのバックに、レディース、ジュニアにはフォアに適したラバーだと思います。
さわった感じの印象では、ファクティブの方がシートが若干硬く感じます。
重さも、両方軽い部類に入ると思います。そんなに変わりませんが、ややファクティブもほうが重い感じですが、個体差で変わってくるでしょう。
【ドライブ】
共にこの硬度では、しっかり回転量のあるドライブを打つ事が出来ます。
ファクティブがシートに引っ掛けて擦り打ちが、フライアットスピンはラバー全体シート、スポンジを喰い食い込ますと良いボールが出ます。
ファクティブの方がやや深いところにボールが行き、威力もあります。
弧線の高さはフライアット
でも、どちらかというとのレベルです。
同じスポンジ硬度のファスタークC1、ラザントグリップはファクティブ、フライアットより威力は上ですが、安定性、特にバックで振ってなんとか入る感じはこの2枚にはあります。
【ミート】
共にし易いです。ハーフボレー安定してますが
ただ、弾みはそこまで無いので、決定打にはなりにくいです。
【台上】
2枚とも、ツッツキもそこそこ回転もかかりやり易いです。フライアットは、そんなに弾まない為、硬度のわりには浮く感じが無いのでメリットを感じました。チキータは回転掛かって相手コートに行きますが、浅く入ってしまう事が多かったです。
【総評】
2枚とも威力あるテンションから使いやすい高弾性ラバーの隙間ニーズを埋めたラバーになりますが、
ファクティブ→テンション寄り
フライアット→高弾性寄り
際立った性能はどちらもないです。ファクティブは、ファスタークG1、C1の下位互換のラバー。ラケットが軟らかい5枚合板だったのと、自身がファスタークG1を長く愛用していた事もあり、打球感に爽快感があまり感じられず少しもっさりした印象があり、中途半端に感じました。
自身で使うなら、フォアにもう少し硬めラバーを貼り、バックにフライアットスピンにしていくと思います。
個人的にはファクティブは、上板のやや硬い5枚合板、もしくは7枚合板等の木材、フライアットは文字通りフライアットカーボン等の初中級者が扱えるカーボン系のラケットに相性が良いと思います。