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         奥日光中禅寺湖畔で見た光景は・・・

         動物も植物も生き延びるのに必死な季節なのです


        
         長く厳しい冬の時期は
         動物たちにとっては食糧になる草や木の葉がありません・・
         植物たちにとっては生育になる太陽の恵みが受けられません・・

        
         自然界の定めと言うのなら
         逆らえない季節のプロローグ
         わたしたち人間の立ち入る余地はないでしょう

       
         鹿は空腹に耐え兼ねて命絶えるかもしれません
         こんな木の皮でも食べられるだけましなのです

         木は樹皮を削がれて寒さにさらされ枯れるかもしれません
         逃げることも避けることも出来ないのです


         生きて行くのはたやすい事ではないことを重々承知だが
         なんとも複雑な気持ちになる光景でありました
         心ならずも私に出来ることは・・
         物語をフイルムに写し止めて・・
         少なくとも私だけは奥日光物語のワンシーンを見届けてあげる事でした。