



いにしえの風情を感じる街
富山県は越中八尾のおわら風の盆に心をうたれてきました
立春から数えて二百十日の頃に吹く強風(台風)を歌と踊りで迎え
収穫前の稲が被害に遭わないように願うもてなしの心から始められた
”風の盆”と言われる季節行事だそうです
土蔵造りや格子戸のあるたたずまいに八尾町の長い歴史を感じ
朝焼けにぼんぼりの灯りに照らされた日本の道百選にも選ばれている
石畳に坂の町諏訪町本通りの風情に魅了されました
300百年以上も前から歌い踊り継がれて来ている越中おわら節
三日三晩幻想的な踊りと演奏で祭りが行われ
大勢の人で賑わいを見せるそうです
そして哀調おびた三味線や胡弓の奏でる音色には心に滲みる感動を受けました
知る人ぞ知る若林美智子さんという胡弓奏者の有名な方が居て
嬉しい事にご本人を目にして生でそのしなやかで悩ましくも艶めかしい
胡弓の音を聞く事が出来てとても幸運でした
毎年九月の一・二・三日と日にちが決まっていて今年は金・土・日と
週末の休みにあたり見物人の数の多さにも驚きましたが
何よりも・・・
おわら風の盆は私たち旅人を心優しく包んで癒してくれたお祭りでした