バレエのアームスといえば

 

・肘が落ちてる

・脇が閉じちゃってる

・綺麗な丸つくって

・手が後ろすぎる

・ずれてる

・水平じゃない

・ちぐはぐ

・うるさい

・力入れすぎ

・肩が上がってる

・手が邪魔している

・手がおそすぎ

・手遅れ

・手が逆

・ちゃんと覚えて

 

などなど

つまりは

アームスまったく無機能

エネルギー全く通ってないが故の

注意を

 

私はたぶん

他の生徒さんの3.5倍(感覚値)はされてます。

 

 

 

グランワルツで

「脚より、手をちゃんとやって」

とおっしゃっていた先生に

 

心の中で

『まじか? いやでも脚めちゃくちゃで

 アームスだけ完璧でも事故るじゃん

 

 ってか本当にそれどこじゃないです先生』

 

正直反抗しておりましたわ。

 

 

 

「手が助けてくれるのですよ」

ってね

 

それは

 

(ようやく)

 

本当にって思う今日この頃・・・

 

 

嗚呼、無理

それはできない

 

みたいな時

そうね

ポワントのその場で

アテールからオンポワントになるやつ

片足もだけど 意外と一番ポジションでとか

 

正面向いてのビーシックなピルエットとか

 

脇の下にちゃんと卵がいて

前鋸筋とやらも感じられるようにだけ

集中すると

 

『あれ?思ったよりできた』

 

ってなりますから・・・

 

 

それにしても

すごくベーシックな

小ジャンプ系連続とか

 

アームス アンナヴァンのままの

アレグロとか

 

アンバーを綺麗に保つのだけでも本当に難しい

 

私の腕は特に伸びたがる(猿腕特有?)

 

 

これが

最近ちらーり神経も意識もいけるようになって

きて

先生の表情も

うむうむって感じられた気がして

ちょっと嬉しい。

 

ところで、

このアームスの注意で

何気に、何回聞いても

 

「手遅れです」

ってのは

ちょっとお気に入りなんですが

 

これ

本当に全然できなくて

聞きたいけど?

もういい加減封印しないといけないなと

 

いうところに

ようやく来たかな?

 

大人は上半身

舞台は上半身しか見えない

 

ってのも

内心

『ほんとかよ』って思ってましたが

 

これを

みた時、

本当に腕だけでもバレエだなー

と思いますね

ずっとみていられる

 

普通にレッスンの

先生のデモで

アームスだけで

先生めちゃくちゃ綺麗だなーって

思えるの

 

(で、見惚れていて覚えてないことしばしば)

 

この審美眼の成長だけでも

まずは

進歩?

 

 

実際

 

バレエ経験年数が増えるたびに

観に行くのも楽しくはなってますね

(プロでもアマでも)