原生林のように生きる | 野あそび舎 わっこ。 (神戸 森のようちえん)

原生林のように生きる

この夏休みのうちにしたいことはいろいろあって、

 

その1つが「きらめ樹」間伐。

 

 

 

 

去年のわっこ 。キャンプでは子どもたちが体験して、

 

今度はお母さんやお父さんも一緒に行ってきた。

 


場所は鳥取県八頭町。

 

 

日本は国土の半分以上が山。

 

そしてその山の半分以上が人工林。

 

人工林って、人が人のために植えた木。

 

何十年も前に、これから先、たくさんの建物を建てるために必要であろうと植えられた木々。

 

ご先祖さまからわたしたちへの「愛」だった。。。。

 

でも、外国から木を輸入した方が安いということになり、その人工林のほとんどが手をつけられることはなく、今に至る。

 

毎年どこかで山が崩れ、土砂災害が起こってる。

 

そのほとんどが人工林の山。

 

小さな区画でできるだけたくさんの木を植えているので、根は十分に広がらないので大地に踏ん張れず、地面まで光が届かないので他の植物たちが生えてこない。

 

人工林は人が手入れをしなければいけない。

 

間伐をして、一本の木が逞しく育ち、針葉樹だけではなく、様々な種類の植物が育つ森をつくる。

 

 

じゃあ、皆さん、間伐しましょう!!

 

と、言っても、とっても難しそう。

 

 

きらめ樹間伐は子どもでも女性でもできる間伐。

 

先に樹皮を剥き、命を絶つ。

 

養分のなくなった樹は女性でもかつげる重さになるそう。

 

 

今回コーディネーターをしてくれた和田康平くんが見せてくれた写真がとても印象的だった。

 


山が崩れ、人工林が倒れ流されてる中、真ん中にあった原生林だけが力強く生き残っていた。

 

これだ!!!!!

 

と思った。

 

わっこ 。でしたいのは原生林を育てていくこと。

 

でも今の時代、わたしも含めてみんな生まれる前から人工林なのかもしれない。

 

そうかぁ、つまり、原生林のように多様性に富んで、かつ一人一人が逞しく生きていくには、やっぱりある程度人が手を入れる必要があるのかなぁ。。。

 

原生林に近づけるような、

 



原生林に戻れるような暮らし。

 


わたしや子どもたちだけではなく、子孫たちも原生林のように生きていくために☆

 

 

 

yumiko