【JPN企画 第2弾】 第2幕公開!!「蛤御門でつかまえて」 こども編 | ウラトーーーーク

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変態なんじゃない、正直なだけだ。


第2幕公開!!
イベント 『蛤御門でつかまえて』



―コレクションシート―

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[アイテム 一覧]

小枝 :こちらからお読みください。
甲冑 :こちらからお読みください。
スイッチ :こちらからお読みください。
高達 :こちらからお読みください。
ハマグネット :こちらからお読みください。
三味線 :こちらからお読みください。
こども :こちらからお読みください。
夏橙 :こちらからお読みください。




=== 注意事項 ===

① 第1幕を舐めまわしたあと、お読みください。

② 小枝とスイッチ、高達と夏橙、甲冑と三味線 は、
同じ変態宅でお披露目しております。
ひとつずつ記事を遡って、各キャラとの逢瀬をお楽しみください。

③ イベント期間は設けておりません。
どうぞ永遠の乙女心を手に入れて下さい。


[ イベント第1幕はこちらから  ] 




◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  



第2幕
アイテム…「こども」




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ああドキドキする。

あたしの大好きな人があそこで待っている。
あたしのために血なまぐさい戦いをしてまでくれたあの人があたしを待っている。


なにがあってもいいように、念入りに髪もあらったし、腰巻だって新調した。
(本当は今日こそはって思っている☆だってあたしの座右の銘はギブ&ギブだっていのつくあの人が言ってくれたもん)
仄かに香もたいて菖蒲さんいわく近づいたときにふと匂う感じにバッチリしてきた。
菖蒲さんや花里ちゃんにからかわれて頬を染めることも忘れなかった。

この時代の無駄毛処理がどうもわからないからその辺は置いておいて、とにかく髪形も着物も決まったし多分今日のあたしはとにかくばっちりだ☆

ちなみに着物は前何かのイべで彼に買ってもらったやつにしてある。あたりまえじゃない。

そういうことも忘れちゃいけないの。


かわいいっていってくれるかな…

ほにほにっていってくれるかな…

あの正面テレ顔がたまらなく好き・・・

ちょっと小走りしたほうがかわいいあたしを演出できるかと思ったけど小汗をかいて汗臭くなったら香をたいた意味がないからやめた。




…彼ちょっとくさい人なんだけどね☆

そんなことを思いながらいそいそ歩いていると前から赤い着流しのあの人が険しい顔で歩いてきた。

「あ!高杉さん!こんにちわ」

「○○・・・お前、えらくめかしこんで…もしかしていまから蛤御門へいくのか?」

「はいえへっ☆」

「俺はさっき所用があってあそこを歩いてきたが・・・」

「あ、高杉さんはあの方がちゃんと書いてくれるから大丈夫ですよ!安心してくださいね!!」

「いや…まあそれはそうだがああ…」

「え~?まさか下見に行ってきたとか?うふふ」

「いや、違うんだが…そうか・・・いや・・」


「?」

どうしたんだろう。いつもの高杉さんらしくないなあ。なんだかいいづらそうに何か隠してるようで・・・

「どうしたんですか?なにかあったんですか?
さっき、蛤御門を歩いてきたとおっしゃってましたけど・・何かあったんですか?」

「おまえ、いかないほうがいいかもしれない。傷つくお前はみたくない」

「・・・え?どういうことですか?」

「…おまえ、坂本担当だろう?…坂本に子どもがいるの知ってるのか?」


「え?」


はあはあ。


高杉さんのその言葉を聞いて頭が真っ白になったあたしは気付いた時には制止する言葉を振り切って走り出していた。

龍馬さんに子ども…?

どういうこと?

あたしとの子じゃないことは明らかだ。だってまだ抱かれてない。


いっつも抱いてもいいわよサインを送っているのに龍馬さんはいざというとき臆病で、何度もそういうチャンスはあったのにまだ清いままだ。

そしてわかってはいる。

龍馬さんだって大人の男だ。

花街では人気だし、どうやら魔法使いではなさそうだから経験だってあるだろう。

催眠術は使えるみたいだけど…いっそのこと催眠術かけてくれたらいいのに。

でも、もしこどもがいたということが本当だったのなら一言くらい言ってほしかったよ…!

はあはあ。

息を切らせ蛤御門についたときにはあたしは汗でぐっしょり…とまではいわないが汗をかいていた。
ここに来る前までは汗をかきたくない、いい香りをそっと嗅がせたいなんて悠長なこと思っていたけど…

息を落ち着かせながら辺りを見回すと、龍馬さんの背中が見えた。


大好きな大きな背中。



いつもはすぐにでも抱きつきたい大きな背中。

だけど、今日は足が動かない。

だって、龍馬さんの後ろ姿の肩には見知らぬ子どもだ抱っこされていたから・・・


高杉さんが見たのってこれだったの…?


蛤御門でデートっていうのは前から決まっていたこと。

あんなに命懸けで戦ってくれたって言うのに…


それなのに子どもを連れてくるってどういうこと?


おまんと育てたいZEYO☆とか言われちゃうの?

本当は妻がいたんだるちあさんたるちあ☆って言われちゃうの?


え?あたしと龍馬さん甘いタブーだったっていうの?


どうして?どうして龍馬さん、あたしがキメキメな日にそんなことカミングアウトされなきゃいけないの?

なんで・・・?


やだ・・・


足が動かない。


声も出ない。


どうしていいかわからない。

だってあたしはまだ若い。こんな経験あるはずない。


そんなとき、龍馬さんに抱かれてる子があたしに気付き、あたしを指差して。
それで龍馬さんがあたしに気付くこととなってしまった。

「おおお!○○!遅かったのう!まっちょったぜよ?」

「…」


「さっき高杉におうてのー!あいつ驚いた顔してさっさといってしまったんじゃが何かあったのかのー?」

「・・・・・・(えコイツ本気?)」

「ん?○○?」

「・・・」

「どしたんじゃー?ん?無口のむっちゃんになってしまったのかの?」


いつもの優しい顔。

どうして?どうしてそんな風にいつものようにあたしに話しかけられるの?


「なんじゃ走ってきてくれたんか?おまんらしくなく髪が乱れとる・・・」

そういって龍馬さんはあたしの髪に手を伸ばした。

片手に子どもを抱いて。

「さわらないで!」

「!?」

龍馬さんも抱かれてる子どもも、そして何よりあたしも思わず出てしまった大きい声にびっくりしてしまった。


「な…おまん・・・どういうことじゃ?」

「どうもこうも・・・その子は…だれですか?龍馬さんの子?龍馬さん結婚してたの?龍馬さんあたしに内緒で子どもいたの?なんで今日なの?別れるの?」

ぽろぽろと涙とわけのわからない言葉が次々に溢れる。


「お?こんこか?おお、そうかわしゃまだおまんにこんこの事いっちょらんかったかの?」


…いうか、いつ言えんださっきあったばっかだろあほかこいつ…ボケェカスゥと未知やすえ姉さんみたいな突っ込みがしたかったけれどさすがに心にとどめておいた。

「すまんかったひじかったじゃ。当たり前の事じゃがこんこはわしの子じゃあないぜよ!!まあ、わしの子じゃないがわしの子のようなもんだがわしの子じゃないき」

「なんですかそれ!」
思わず語尾が強くなってしまう。

「ちがうんじゃ、今日ここに来る前に瓦版屋のぴのじが急に来ての?ほれ、おまんもしってるじゃろ?」

「・・・はい・・・あの、髪短くてメガネかけていつもお酒飲んでてちょっとぽっちゃりしてる・・・」

「そうじゃ。

…まあわしはおなごは少しぽっちゃり位がたまらないがの(ボソッ)


…そのぴのじがの、今どうしても手を外せない追い込みの仕事が入ったちゅうての?

なんじゃ白目がどうの言うとったの。

2時間くらいでいいから娘を預かってくれっていってきての・・・翔太も別用で蛤御門に行かなきゃならんいうししょうがないからわしが連れてきたんじゃ、のーまる!」

「あーい!」

すっかり二人は打ち解けてるようだ。


「…龍馬さんの子じゃないんですか?」

「さっきからいっとろうが。ぴのじとぴのじの旦那の子じゃ。」

「・・・え?龍馬さん、ぴっぴさんって女だったの?
あたしずっと龍馬さんとぴっぴさんは男同士かと思ってました・・・」

「あいつはああ見えていいおん・・・ごほっ!…ああ、ああみえてじつは女なんじゃ」


「そうでしたか・・・ぴっぴさんと旦那さんの子なんだ…

(だんなさん物好きなんですね、今度会ってみたい…)

なんだ…そうか…そうなんだ…

…すみませんでした…変な誤解をして龍馬さんに嫌な思いをさせました・・・」

「…やきもちやいてくれたんかの?」

優しい声と目であたしを包み込む。


あたしの大好きな声。目。

「はい・・

もういっそのことコロ助満々だったなりよ…(ボソッ)

…この子、まるちゃんっていうんですか?」

「そうじゃ。一応ちゃんとした名前はあるが、ネット上ではお腹にいた時からこの名なんじゃ。まるーきれいなお姉ちゃんがきたのー」

「あーい!」

「…かわいい・・・」

「悪いが今日のでぇとはちーっくとまるも一緒だが…構わんか?」

「もちろんです。まるちゃん、お姉ちゃんのとこ、くる?」

「あーい!」
あたしは龍馬さんのうでからまるちゃんを抱きかかえる。

「まるちゃんこんにちわーおねえちゃんと遊ぼうねー!」

「あーい!」

「なにしてあそぶー?」

「いないいないばあでぇす!」

「いいよ~~♪」

あたしはまるちゃんに頬をすりよせた。

通り過ぎる人があたしと龍馬さんとまるちゃんを見て「仲のええ家族やなぁ」と声をかけていってくれた。


ウラトーーーーク




それを聞いて龍馬さんがはっとあたしを見て息を呑むのがわかる。

…ニヤリ。



あたしは龍馬さんに見えないように笑い、心の中で端午の節句の健ちゃんのイベントの復習をする。

よし、大丈夫。

いける。

とにかくまるちゃんをぴっぴさんに返す時間までめいっぱい遊んで、子ども好きをアピールして龍馬さんに近い将来像を決定づけよう。

一時はどうなることかと思ったけど、むしろまるちゃんがいてラッキーだった。

この流れの方が燃えるシチュエーションなのかもしれない。
腰巻を新調して心からよかった。

ううん。もしかしたらそれにすら気付かない熱い熱い夜になるかもしれない…。



アイテム…「こども」

『蛤御門でつかまてえて』
坂本龍馬編 終了
(変態文乙女画ともにぴっぴ)

※このイベントをもちまして、
今回の『ジャパネスク白目を守る会』の変態企画を終了とし、
そっと蛤を閉じさせていただきます。

引き続き、推しメンとの逢瀬を お楽しみください。


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小枝 :こちらからお読みください。
甲冑 :こちらからお読みください。
スイッチ :こちらからお読みください。
高達 :こちらからお読みください。
ハマグネット :こちらからお読みください。
三味線 :こちらからお読みください。
こども :もう一度物語を読む。
夏橙 :こちらからお読みください。







【ジャパネスク白目を守る会】
メンバーリンク(五十音順)

いなにわ(http://ameblo.jp/grondion/
ちず( http://ameblo.jp/chiy0220/
ナツミン( http://ameblo.jp/natsumin-08/
ぱぴこ(http://ameblo.jp/subpapiko31/
ぴっぴ(http://ameblo.jp/waccapippi/