社長タイプの人は、
自分のことを自分でできない。


「やってもらう側の人」だ。



だから秘書がいるし
ハイヤーが必要だし
自分の理念にそって動いてくれる社員がいる。








クリエイター・職人タイプの人は
オーガナイズ力、牽引力がない。


「自分のことは、自分で」の人だ。


だから自分のことに敏感だし、
それを賄うだけの器用さももっている。









社長タイプの人が
自分のことを自分でしようとすると
とてもコストがかかる。


矢印はいつも
社会や世界に向いているので
まず自分に矢印を向けるのにコストがかかる。







クリエイター・職人タイプの人が
社員や社会を背負おうとすると
とてもコストがかかる。

矢印はいつも自分の内側に向いているので
「なんで自分でやらないの?」と言いたくなる。







社長タイプの矢印は
外に外にむいていて、
それは宇宙の果てにつながっている。


クリエイター・職人タイプの矢印は
内に内に向いていて、
それは宇宙の真理につながっている。






自分という才能を世にだす人の
サポートを仕事にしているわたしの周りには
クライアントさんをふくめて
社長タイプか、クリエイター・職人タイプが多いなと
最近気づいた。






この2つのタイプは
矢印の向きこそ違うけど
向かっている先は実は同じところで
同じことをしようとしている。



同じ山の同じ頂上を登ろうとしてるけど、
山の登り方
楽しみ方が違うんだ。







社長タイプのクライアントさんの時は
設計から施術まで
とにかくお任せしてもらい
素直にすべて受け取ってもらうとうまくいく。



クリエイター・職人タイプのクライアントさんの時は
自走してるのを
横で併走している感覚。
一緒に走りながら、ポカリを与えたり、良きタイミングで
次の道順を示したりする。






自分のタイプをわかってると
いらないチカラは抜けて
好きな部分にエネルギーを注げるので
結果がでやすいんだけど、



たとえば憧れの人とかがいて
自分もああなりたい!という強い思いがあると

憧れの人と
同じ順路、同じ方法で
登りたい気持ちになる。



同じ道を行けるのは
それは楽しいけど、
自分と異なるタイプの方をマネしてる場合は
同じスピード感では進めない可能性もあることを
自分で分かってたらいいよね。






どんな道で行ってもいいし、
どういう体験をしてもいいんだもん。




でも



自分が社長タイプなのに
職人タイプのマネをしようとすると
大変コストがかかるということ。

職人タイプなのに
社長の佇まいをマネしようとすると
ものすごく疲れるということ。





その部分を知った上で進んでいけると
自分への誤解も生みにくいので

自分を責めたり、だれかを羨んだりする必要がきっと少なくなる。






(※エネルギーの使い方のタイプ分けの話なので、
職人タイプでも経営者向きの方は全然いますので悪しからず)










若奈