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つれづれなるまゝに

狂ひたるモノ・侘助

ロシア空母からシリア攻撃
時事通信

確かこの
アドミラル・クズネツォフって空母、
中華さんトコの遼寧と同型艦だったかと。
ロシアのは
現役空母としての実証を打ち立てたっぽいけど
一方の中華さんのは
どーなんだろかね?
廃棄処分寸前のを掻っ攫って
換装配備に漕ぎ着けた代物だからねぇ。
皇居のやぐら富士見多聞の内部初の一般公開へ
NHKニュース

城好きな自分からすりゃ
やほーい!ではあるけれど、
この富士見多聞櫓櫓からは
皇居の立ち入り禁止区域が視野に収まる訳で
なんつーか、複雑な心境。
富士見多聞櫓の右手前方が道灌濠。
徳川家康が江戸城に入る以前の
太田道灌によって築かれた
旧来の江戸城の面影が残るとされてる一角。

あと、富士見多聞櫓からは
紅葉山も見渡せるんじゃ無いかなぁ。
紅葉山は皇居になる以前は
歴代将軍の廟所として
東照宮が建てられてたのよな。
今はどーなってるのか
よくわからん。立ち入り禁止だしね。
養蚕所になってるとは聞いたけど。


なんて評された政治家が
過去におりましたが、
今の日本国内の
特亜融和主義な国会議員ってのも
同じように評せるかな。
尤も、
かなり意味合いが異なるけどさ。(´Д` )

審議拒否しといて
強行採決だ!と批難する姿には呆れる。

多数派が採決を進めたら
全て強行採決ですか?

審議に加わって多少なりとも
要求を通すなり、軌道修正を試みるとか
建設的な事は出来ないのですか?

そもそも審議拒否って
あんた方の仕事って何?
コレって職務放棄とどう違うの?

内憂を抱える国家が国内を纏める際には
大抵、国外に敵対勢力を想定するのよな。

中華さんはそれが為に
全方位に敵対勢力を作っちまった。
最近はロシアとの協調姿勢を見せてるけれど、
貧困層の人口があれだけ膨大になると
ロシアの沿海州やシベリア地域が
垂涎の的であろう。
海洋進出に活路を見出そうとするならば
北極海に関しても食指を伸ばすのは目に見えている。というか、すでに布石は打ってるよな。
いつまで協調関係を保てるやら。

韓国さんの場合、国内の政治思想集団が
二分されてる。双方共に極論化が進み、
中道という概念が未達。
であるから常に北朝鮮に対して
融和か対決かの争いが絶えない。
内戦中だから、
まぁ、そんなもんなのだろうが
そんな韓国が国内を纏めるに当たって
最も都合がいいのが『反日』という訳だ。
朝鮮半島情勢は『反日』によって
南北の和合が見出せるし、
それはつまり
韓国内の政治対立にも適合する。

先に挙げた中華さんも
『反日』による和合が当て嵌まる。

ま、特定アジア諸国ってのは
『反日国家』でもある訳だの。

ASEAN諸国の場合、
地域大国である日本と中華さんを天秤に掛け、
オーストラリアと米国さんをも天秤に掛け、
各々が都合に合わせて
付かず離れずという第三極を形成してる。
フィリピンやインドネシアなんかは特に顕著。


翻っての日本の場合なんだけど、
これがまた複雑怪奇なんだわさ。
右派も左派も極論的には反米。
アジア主義的にも反米。

が、海洋国家としては親米。
自由主義陣営としても親米。

特定アジア諸国の内情を認識した右派系の者は
反•特亜諸国で、反米度には温度差がある。

共産思想に拠ってる者達も
対中感情には温度差が見られる。

で、対露感情ってのは
未知の存在に対する恐怖心にも近いかな。
ま、ロシアってのは
『チカラこそ正義』な感が強い感じで
中華さんに類似した感じ。

アメリカさんも似た様な存在なんだけど、
特亜諸国やロシアとは違い、
『法治』の概念が成熟してるから、
そこを押さえれば話が通じる。


日本での左派ってのは
共和制国家を志向し、
皇室解体を志向する者達。
その中には
共産主義政体を志向し、
皇室解体を志向する者達も含まれる。
その手段として
共和制国家樹立を志向する訳だ。

日本国内では
皇室解体を志向する共和政体論者は
共産主義志向の者達に利用され易い。

日本国内の場合、
共和政体を志向するのであるならば
米中双方との親和性が高い。
共和政体というのは
共産主義政体の土壌でもある。
共産主義政体とは結局のところ
独裁的全体主義でもある。

アメリカという国だって
大統領緊急令を濫用すれば
独裁的全体主義に染まる。

日本で独裁が成立し得ないのは
皇室の存在があり、
権威と権力が
明確に分離されているからこそでもある。


ま、日本が共和政体に転じたら
日本の日本らしさってのは
喪失するとも思うんだけどね。

日本の場合、国外に敵を作らなくても
皇室の存在があれば
そこに和合してしまう文明を構築してきた。
現代に於いては
殆ど無自覚ではあるんだけれど、
古来から、
そこに何らかの求心力が見出されてる。

日本国民の統合、和合の象徴たる存在、
それが皇室。
英国王室の場合、
和合の象徴にはなり得てない様にも思える。
統治しない支配者、それが英国王室。

繰り返しになるが
多分、皇室が無ければ
国内を纏める為に常に外敵を欲する様な、
そんな国家になると思われ。
余りにも国内の地域の持つ特異性が
顕著なんだもの。

中華さんもアメリカさんも
ロシアさんも常に外敵を想定してる。
南北朝鮮に至っては内戦中でありつつ、
南北双方が対立の構図を維持する事で
政権を保ってる。
逆に南北が統一したら
その統一政権は存在意義を
新たに見い出さなきゃならない。

国連が世界政府たり得ないのは
世界が一丸となって対決する、
そーいった外敵が存在しないから。
とも言える。

2000年以降は対テロ戦が始まり、
特にアメリカさんは
国家勢力より分散化した
ミクロの存在である反米テロ組織を
敵対勢力と想定する事で
政権の正当性を謳ってもいるけれど
これはこれで
全体主義への土壌となり得る。

対テロ戦は世界各国を巻き込む事から
国連の求心力を高める事に繋がるかと思ったが、結局は各々の国の抱える問題に起因した事案であって、世界政府では無い主権国家の連合体である国連には、この問題に介入するのは些か難しい様にも思える。
内戦状態に陥ってからじゃないと
国連としても動けない。
動けたとしても民間人保護活動ぐらいかな。
ましてや常任理事国が問題の当事者になると
機能不全を起こす。それが国連。
現•事務総長がアレなもんで
それ以前の段階で
機能不全を起こしてるけど。

ま、米国が国内外の対テロ戦に突入し、
その方針転換が反米国家勢力が息を吹き返し、
世界情勢の混沌が深まった様にも映る。

国家というのは生物の体と同様に
外敵への備えとしての個の集合体なんだろう。