微妙に価値観が合わないと感じる時がある。
思いつくのが、
何を以って保守としてるか、なのよな。
自分としては
国家という枠組みを基準に捉えてるけれど
自分と話が噛み合わない保守系な人達ってのは
民族的な部分に根差してる。
日本民族とか大和民族などと言われても
個人的には『ナニ言ってんだろ?』ってなる。
日本国に帰属するからには日本人だべさ。
文化的、民俗的には分類出来ても
氏族的に日本民族やら大和民族な考え方は
どーなんだろかね。
TPPの推進とか
グローバリズムに邁進してる人達、
そのなかには
国家では無く、
民族的なものに依拠した、
自称•保守な人達も含まれてるんでしょうね。
日本民族•大和民族とかいう
微妙な民族論を掲げ、
亡国的なグローバル化に対しても
根拠薄弱な優生学的な言葉で
楽観論を謳い上げる。
日本的なモノや価値観を
民族論やら優生学的な思想で
維持・存続させ、
グローバリズムに走るってのは
大東亜共栄圏な価値観と同様であろう。
対象地域が大陸諸国か海洋諸国かの差異でしかないよーに思う。
こーいう民族論を謳い上げる人達とは
どーも噛み合わない。
日本国という枠組みがあるから
日本的な民俗が保たれてる、と考える自分には
日本という国家の枠組みを破壊しながら
日本的な価値観を謳いあげる行為ってのは、
思い込みによる民族思想と優生学に依拠した
誇大妄想的な願望と映る。
先方には先方の価値観がある。
そこを軽視すると
とんでも無いしっぺ返しが待ってるってのは
先の大戦で学んだ筈なんだが。
価値観を共に出来る諸国との
連携や協力の推進は構わんが、
融合や侵食に等しい行いは如何なモノか、
と思う。