お隣さんのこと。 | つれづれなるまゝに

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狂ひたるモノ・侘助

中国サンのことなんですけどね。
『バブル崩壊』が取り沙汰されてますね。

『不動産バブル』って話です。

既に株式のバブルは崩壊しましたね。
そして株に変わる投機先が不動産だった訳ですが
需要以上の供給、しかも居住目的ではない為
全国各地で廃墟化してるとの事です。

そんな感じで不動産価格が下落し始めた模様。

中国サンの景気低迷には結びつくだろうケド、
通貨価値の大幅下落にはまだ時間が掛かるだろうし
直結するような事でもないと思う。

現状に於いては
あくまでも不動産の資産価値が下落し、
そういった不動産資産を担保とした取り引きが
困難になるってー感じだろ。

それに伴って破産する自治体や企業が
続出するようにも思うが。
つーか既にデフォルト起こしてるトコがありますね。

諸々の資産価値の目減りが原因であって
通貨価値そのものは毀損され難いんじゃないかな。
『通貨バスケット』で各・主要国通貨を保有する事で
『元』通貨の信用担保としてる要素もあるし。

ただ、
中国の場合は不動産で取り引きされてるのって『使用権』なのね。
『不動産そのもの』は全て国有。

こういった土地の使用権の価格を吊り上げ利潤を得ていたのが
中国内の各地方政府って話。
各地方政府はその利潤を元に多角的な商売に手を出して、
今の惨状に至る。
その間、役人による横領・贈収賄も頻繁に行われてるし
その資金は国外に流出。

そしてその資金(外貨)を国内に還流して
経済活動をこなしてきてたとかいう噂もあったり。

いずれにしてもバブルの崩壊で起きるのは
通貨以外の資産価値の下落と
それに伴って引き起こされる取り引きの停滞。
景気の悪化ってトコですかね。

資産の現金化を急げば
売りに出される訳で供給量が嫌でも増大し
資産価値の暴落は目に見えてる。

例え現金化したとしてもその事が
通貨価値下落への呼び水となる可能性もある。
その現金を外国通貨へと両替(自国通貨で外国通貨を購入)となったら
様相は一気に変わるが。
まぁそこまでは突き進まないとも思うけどね。

とはいえ共産党政府にとっちゃ致命傷のように思う。
経済成長こそが現状の共産党政府の求心力。
まぁその求心力の根源を
『反日』の方向に持っていこうとしてる節もみうけられますが
ぶっちゃけ無理でしょうな。

この先
更に国内で共産党政府への不満が高まる事は
避けられないとも思うけど
共産党政府は
そーいった不満を抱える人達を
軍事的に押さえ込むのでしょうかね。

ま、それがあの地域の統治原理とも思っちゃいますけどね。

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