えっと、シリア・アサド政権の副首相が『越権行為』を理由に罷免とな。
コレね。
どうも米ロが推進する第二回ジュネーブ国際平和会議の折衝等で
政府の許可を得ていない、行き過ぎた行動があった模様。
最近の傾向を見るに
米ロ協調というのが見え隠れ。
日本もコレに倣ってるのか
ロシアとの宥和⇒平和条約締結に向けた外交
という印象がある。
それにしても
中東地域での米国の影響力低下が著しい。
ま、この流れってのは米国の軍備縮小が齎した
避ける事の出来ない現象とも思える。
一時的なものかも知れんが米ロ協調が現実のものとなり、
米国とイランの対立が緩和した訳である。
さて、処変わって中国サンの動向だが
太平洋・東南アジアでの権益確保を諦めきれないで居る。
米国サンにとっちゃ中東問題よりもこっちの方が
自国の勢力維持に直結する問題のように思える。
米中の対立が緊急を要する事態に発展しない事が一番なのであるが
日本にチョッカイかけてくる以上どうしようもない。
中国サンの自制を願うしか無いんだが、
『権力=軍事力の誇示』である中国サンには自制能力は期待出来ん。
日米がロシアとの関係を密に出来れば
状況打開の外交圧力を生み出せるかも知れん。
朝鮮半島の南北問題はスルーな予感。
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