行く行くは独立運動って感じの流れですかね?コレ。 | つれづれなるまゝに

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狂ひたるモノ・侘助

中国、指導部メンバー新疆入り 抑え込みへ躍起
徳島新聞(共同通信配信記事)

>中国共産党の最高指導部、
>政治局常務委員の兪正声全国政治協商会議主席は29日、
>暴力事件が相次いでいる新疆ウイグル自治区の区都ウルムチを訪問、
>「テロ勢力」の取り締まりを徹底し社会の安定維持を図るよう
>地元の党幹部らに指示した。30日付の地元各紙が報じた。

> ウルムチでは30日も小銃を抱えた警察官らが各地で隊列を組み、
>周囲を警戒していた。
> 兪氏は「暴力、破壊、略奪、放火などの犯罪行為は法に基づいて
> 厳罰に処する」と強調。
>習近平指導部は、
>一連の事件が当局に不満を持つウイグル族による
>大規模暴動に発展しかねないとの危機感を強め、
>抑え込みを一段と強める構えだ。

流石は共同通信さんですな。
『主権在民国家』の通信社とは思えぬ報道スタンスでありマス。

そもそも
このウイグル(東トルキスタン)やチベット等の中央アジア地域ってのは
中国共産党の軍事侵攻、併呑ってのがあって
中華人民共和国による統治と云う現状に繋がってる。

中国共産党の軍事侵攻以前に独立国として自立してたんすよね。
なもんでこの地域に於ける
中国共産党支配への反発ってのは『テロ』と呼ぶものではなく
『自治権拡大要求運動』とか『独立運動』の類なんすよ。

『主権要求』ともとれますね。

詰まりは『中華人民共和国』の枠内での物事であるならば
『民主化運動』となるし、
枠内からの脱却を求めるならば『独立運動』という話。

こういう状況を踏まえ、報道するスタンスを考慮すれば
どちらの立場に拠った報道を為すか、
若しくは中立性をどのように構築するのかってのが
報道に携わる立場のものが判断する訳ですよ。

で、『共同通信社』のスタンスってのは上記の通りなんですな。
結構わかり易い。

なんてゆーか『批判する事が正義』でやってきちゃったら
日本主観の価値観を認められなくなって
相対する『共産思想』や『中華思想』にドップリと染まってた、と。


『反体制運動』=『テロ』と称するのは
詭弁の類であると思うのですよね。

『テロを封じる』とのたまう中華人民共和国ってのが
『軍事独裁国家』なんですもん。

『軍事独裁政権』が『法に基づいて云々』とか言ってもなー。

で、そんな中華人民共和国による声明を
まんま垂れ流す日本の通信社なんである。
然も仲間内では『良識派』とか言っちゃってる。

そりゃ、『中華思想系』からすれば『良識派』だろうけどさー。

あと、も一つ気になる記事。

北朝鮮とロシアの外務高官、週内に会合
 6者協議再開に向け

CNN

6者協議の再開に関しては判断つかないけれども
やっぱ『北朝鮮』は『ロシア』重視というか
ロシアしか窓口が無くなっちゃってる印象ですねぇ。

極東地域の色分けが更に明確になってきたかな。

あー、それと
フィリピンさんがアメリカ・日本との軍事協力ってのを模索してるようですね。
(基地の提供ってやつ)

日本の立場として
『東南アジア全体』との協力関係の構築ってのはいいのだけれど
『フィリピン』を突出させちゃうと『東南アジア諸国との連携』ってのが
かなり難しくなっちゃうと思うのですよね。

こうなると日本の『シーレーン(海洋通商路)防衛』って部分で
悪影響を及ぼしかねない、不安要素が生まれてしまうのでありマス。

南シナ海の問題は『複数国が入り乱れてる』訳ですもの。

この『南シナ海』の問題は『中華人民共和国』の軍事的な影響力を排除して
地道にこんがらがった糸を解してくってのが理想ではあるですけれども、
問題を抱えてる当事者ってのは
『手前優位の状況での問題の解決を急ぎたくて仕方ない』んですよね。

とはいえフィリピンに対しては
なんつーか『闇雲に泣きつかれても・・・』と思ってしまったり。

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