今日は病院に行ってたんだけど
そこでの待ち時間に読んでた
『サンデー毎日』の記事がね。
『違憲判決の出た衆院選挙を経て成立した
現政権による憲法改正への動きに対しての批判』
ってな内容なんだけどさ。
『違憲判決の出た衆院選挙を経て成立した現政権』の
正当性の疑義を語り、現政権の動きを論難してる訳よ。
んで『選挙区の区割りを云々しないとー』とか記事にしていらっしゃる。
は?
その選挙区の区割りを云々するのは
『違憲判決の出た衆院選挙を経て成立した現政権』
が行うんですか?
そーなるとその選挙区の区割りに関しても
違憲性の疑われる政権によって成立させられるって事になるんぢゃねーのか?と。
前に記事にしたよーに
オイラが思うに
『一票の格差』と云う表現こそが欺瞞であろう。
その地域に在住する主権者の支持の割合によって
議員は選出されるものなんだからさ。
コレを主権者住民数で対比するからややこしい事になっちまってるのよ。
主要都市の人口密度と
地方自治体の人口密度には差が生じる訳で
その差と云うのは
人間が移動手段を持つ限り解消されない。
交通手段の利便性が高まれば居住地域はドンドン拡散してゆく。
そのたびに税金を使って議会を開催し、
選挙区の区割りやら選挙の投票手段を
度々議題に挙げてだらだらと意味不明な問答を繰り返すんですかねぇ?
んでもってだ、
一票の格差云々言い出したら
候補者側からしてみれば
人口密度の高い地域での選挙戦と
その逆の環境では
選挙活動を行う範囲が大きく異なりもする。
地方自治体での選挙活動では
得られる票数と費やした労力とを対比してしまうと
候補者側は報われないじゃろう。
この報われないという思い自体が
票数を対象にする事で生じる誤解でもあるんだがね。
重要なのは選挙区の主権者による支持の割合であって
票数じゃないのよ。
選挙戦での接戦時には得票数が
せめぎあって云々な感じにもなるのだが、
それは一局面の姿でしかない。
根本は支持の割合なんである。
割合で選挙を語れば
『一票の格差』と云う言葉の欺瞞や
度重なる国会やら司法での
選挙区改編論争などの税金の無駄遣いも減るじゃろうて。
一体あの人達は何を論じているのかねぇ。
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