甲州古道-01 | つれづれなるまゝに

つれづれなるまゝに

狂ひたるモノ・侘助

江戸時代に整備された『五街道』の一つ、
『甲州街道』が現在の甲州古道になる訳よ。

明治期に『大垂水峠』を越える
現在の国道20号にやや被るルートが整備されるまで
武蔵・甲斐の国境を越える唯一のルート。

他にも幾筋かルートはあるのだが
江戸幕府によって通行禁止の措置がとられてたとの事。

江戸時代以前はもっと多くのルートが利用されてた訳で
それらの道筋は現在も活用されてる。

ま、これから辿る甲州古道が
江戸時代に整備された甲州街道ってー事だわな。

家に帰ってから
この甲州古道に関して調べたら
最近、一種の観光として企画整備されてたみたいね。
パンフレットがあったので
↓に貼っとく。
甲州古道(PDF)

で、
朝の7時過ぎに高尾駅に到着。
$つれづれなるまゝに

此処からテクテクと甲州街道の古道を辿ってくのだがね。

ま、20号をテクテク進んで
$つれづれなるまゝに
此処を右折、都道の516号に入る。
以前、高尾山を縦断した時、この道筋にある登山口を使ったなぁ。

この周辺が『駒木野宿』と云う事になる。

暫く進んで『小仏の関』。
$つれづれなるまゝに
この周辺はやや高台みたいな立地。
とはいえ、峠を越えてここまでやって来て
追い返されちゃったら溜まったもんじゃねーだろー。
小仏峠まで結構距離があるですよ。

$つれづれなるまゝに
高尾山を貫く圏央道。複雑な思いじゃなぁ。

一本道をポテポテ歩くと中央本線を潜る事に。
$つれづれなるまゝに
煉瓦造り。なかなか趣があって良いの。
いたずら書きがされてて残念ではあったが。

この時点で高尾駅から1時間程歩いてる。
未だ峠道の麓には辿り着いてない。

冬場と云う事もあり、付近には霜が降りてた。

まー、山歩きだし、そこそこ覚悟はしてたが。

『峠道はまだかー』と進んでくと
$つれづれなるまゝに
中央本線・小仏トンネル。

『おおぅ。』

漸く目途がついたべよ。

段々とテンションが上る。
歩調も心なしか早くなる。

$つれづれなるまゝに
峠道の麓にある、『小沸山・寶珠寺』。
臨済宗・南禅寺派の禅寺さんである。

そう、ここから峠道が始まるのだー。
$つれづれなるまゝに
ヘアピンカーブを曲がった所で撮影。
一気に高度を稼ぐ。

いや、凄いねぇ。この時点で時間は8時半位だったかな。

・・・続く。

-----------------------------------------------------------------