トルコ、シリアからの着弾で報復-NATOは緊急会合
WSJ
うーむ、よりにもよって
NATO加盟国に対して砲撃とはのぅ。
砲撃したのが何者なのかハッキリせん事には
NATOとしても迂闊に動けないとは思うのだが。
トルコ曰く、シリア政府軍の仕業としてるけどな。
トルコとシリア 戦争の瀬戸際に
ロシアの声
↑でも書かれてるように
>シリア政府にとって状況の先鋭化は利益にはならず、
>それでなくてもシリアとトルコの関係は複雑なため、
>トルコへの砲撃は、状況のさらなる不安定化を望み、
>西側にシリア内政問題への武力介入のきっかけを与えようとする勢力による
>挑発行為の可能性がある
こういう見方も出来てしまう以上、
即時報復という行動は
かなり状況を切迫させてしまったように思う。
盧溝橋事件に些か似てる印象。
シリアの越境砲撃で子どもら5人死亡、トルコ軍が報復攻撃
ロイター
>クリントン米国務長官は暴力の拡大について「極めて危険な状況」だと語った。
確かに危険。危険過ぎる。
トルコにしてみれば
>今年6月にトルコ空軍のF4戦闘機が
>地中海沖でシリア軍に撃墜される事件があり、両国の緊張が高まっていた。
という状況に置かれてた訳で、何とも致し方の無い様な気もしなくは無い。
強い緊張状態に置かれると物事の判断ってのが短絡的にもなり易いし、
極論にも流され易くなる。
ましてや、世界的な不景気、ドコで何が暴発しても
おかしくないんだよなぁ。
武力行使ってのは最終的な手段であるから、
そういう意味で捉えると
世界中がそこまで追い詰められているのが実情なのだろう。
世界中が一触即発な状況なんだよなー。
日本もいい加減、平和ボケから醒めないと
取り返しのつかない事にもなり得る。
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