アドラー心理学には
認知論 (にんちろん)という考え方があります
認知論とは人間は自分流の主観的な意味づけを通してしか物事を把握できないということです。
簡単に言うと、
人間は自分のメガネでしか物が見れないし
考えられないよ、と言うことです。
人様のメガネはかけれないけど、
人様のメガネは違うんだと言うことを知り、
この人のメガネはどんなだろう?と
考える事が他者理解につながりますね。
私は自分の意見を曲げない性格です。
ですが、お父さんは自分の意見がないの?
と言うほど
自己主張をしないので
私はよくイライラしていました。
私は自己主張しない人は依存的で、ダメな人のように考えていました
何故なら私にとっては自己主張は大切で必ずするべき事だったからです。
認知論を学んでから、
父の考えをイメージしてみるようになりました。
彼は何を大切にしているのか?
彼のかけているメガネから見える世界をイメージしました
お父さんは争いが嫌なのだなと思いました
彼は争うくらいなら、言い合うくらいなら
人に合わせた方が楽なんだと、
自己主張するより平和に過ごしたいのだと思うようになり彼に対しイライラする事が少なくなりました。
かけるメガネがそれぞれ違うから大切にしていることも見えかたもそれぞれ違うのですね
