カナダならではのカルチャーショック | ワビサビ・ダイアリー

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カナダ在住者が日本語で綴るライフダイアリー

以前

 

カナダならではのトラウマと題するブログ記事を書きましたが、

 

今日はトラウマとまではいかなくても、

それなりにショックを受けた話を聞いてください!!

 

カナダと言ったら

欧米諸国の一員というイメージが強いと思いますが、

実際は多民族が共存している移民国家です。

 

私の住んでいる地域では

どんな人種も見かける、

みんな仲良く共存している地域になります。

 

 

 

きのうの夕方ごろ、

スーパーのレジに並んでいました。

私の前の前には一人の若い男性がお支払いをトラブっているように見えました。

レジ係はこの男性を一旦飛ばして、

次のお客さんの清算に進みました。

 

そして、しだいに私の番になりました。

私の前にいたお客さんがレジを去ったとたん、

私はこの若い男性の隣に立つことになりました。

そして、そこで気づいてしまいました。

 

なんと、この男性はショルダーバックならぬ

 

ショルダーダガー (短刀)

 

背負ってるのではないか。

 

銀色のピカピカの短剣とも短刀とも呼べるこの武器を

なんのケースにも入れないで、

 

そのまま一本の黒いベルトのようなもので

肩に斜め掛けているのではないですか??!!

 

 

彼はまだお支払いを済ませられないようで、

しばらくはレジ係の横に立ったまま、

携帯をずっといじってました。

恐らくお金の調達かなんかしていたのだと推測します。

 

彼のそばを離れようとしたら、

私が先にお支払いを済ませるしかありませんでした。

 

てんぱったー!!

間違いなく手が震えていたと思います。

その場で剣を抜かれたらどうしようと慌ててました。

 

幸い一命を取り留めて(←大袈裟)

無事家に帰りました。

その出来事を子供たちに話したら、

娘はすぐさま携帯をいじり始め、

そして携帯の画面を私に見せました。

 

画面にはスーパーで遭遇したあの若い男性と同じエスニックの装い、

そして同じショルダダガーを背負ってました!!

 

「まさにこれ!」って言ったら、

 

娘は

「これね。学校の講演会で聞いたことがあったの。

インドシク教の男性の伝統的な装いなの。」

 

って大したことのないようなすまし顔で淡々と言ってました。

 

アラフォー母さんはそれを聞き、

あ、そうかと納得できず、

むしろ倍の疑問が脳裏を過りました。

 

せめて

一個人の反社会的行為ではなかったところは

救いでした。

 

驚き驚き