学生のためのビジネスコンテストKING2009公式ブログ 読者の皆様。

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いよいよ、コンテスト最終日であるDAY8のレポート。

最終日はコンテンツが詰まっていて朝からあわただしく、濃い時間が一瞬で過ぎていった日でした。
ざっと時系列で追っていきたいと思います。

朝7時半に予選プレゼンテーションで使用するパワーポイントのスライドデータを提出してもらいます。予選プレゼンテーションが始まるまでは参加者、スタッフともにドタバタです。参加者の方は、部屋の整理をして朝食を食べ、本番に向けて何度もプレゼンのリハーサルを重ねます。スタッフは、会場設営から資料印刷、社会人対応に回ります。

午前中までに、全てのチームが予選プレゼンテーションを終えます。
決勝プレゼンテーションが始まる14時半までの間、参加者の皆さんは昼食をとり、予選プレゼンテーションの講評をチーム別に受けます。決勝進出チーム発表は決勝が始まる直前に行われ、まだどのチームが決勝へ進むか分からないため、全チーム講評をしっかりと聞いて決勝に進んだ場合どのように生かすかを考えていました。

14時を回り、決勝が行われる小ホールという会場では決勝プレゼンテーションを見るために来場した観覧者の方々が続々と会場に入ります。しばらくして、参加者の皆さんが会場の外で整列し、いよいよ決勝プレゼンテーションが始まります。

14時半になり、拍手とともに参加者の皆さんがチームごとに会場へ入場します。全チームが出そろい、会場がいったん静まり返ると、スクリーンにムービーが投影されました。これまでの7日間にあった出来事がフラッシュバックのように甦り、ここまでの道のりを確認するとともに、これから始まる決戦への心の準備をすることができるムービーでした。

ムービーの余韻に浸っているその束の間に、司会によって決勝進出チームの発表がありました。決勝に勝ち進んだチームは、A,H,M,Oの4チームでした。この4チームの代表が前に呼ばれ、プレゼンの順番決めが行われます。順番決めは、砂浜に打ち上げられたビンをイメージした小ビンを各チームの代表に選んでいただき、その中の手紙に書いてある番号順に順番が決まる、という方法で行われました。

順番が決定し、決勝プレゼンテーションが始まりました。
プランには、歯ブラシの除菌剤や、スカートをはく女性の足元を温めるスプレーといった確かに日常生活の中であったらいいなぁと思えるようなプランが多く、的確なニーズ分析ができていると感じました。各チームプレゼンが終わると、審査員との質疑応答が始まります。質疑応答では、現実のビジネスの視点から来る鋭くて厳しいコメントに、メンバーの方もとまどうことが多々あったようです。一週間程度の限られた時間の中で完璧なプランを完成させることはほぼ不可能と言えるでしょう。どのチームにも穴があり、そこを審査員は突っ込んでくるのですが、その突っ込みにいかに的確に回答できるかが勝負の分かれ目になりました。

全チームのプレゼンが終了し、審査発表までの休憩時間に参加者や、観覧者として来てくださっていた過去の参加者、スタッフOBの方々とお話しする機会がありました。中には、わざわざ遠方より決勝プレゼンテーションのためだけに足を運んできていただいた方もいらっしゃいました。KING2009を創り上げていく中で、過去の参加者やOBの方々には本当にお世話になったため、無事コンテストが開催できた今、改めて感謝の気持ちを伝えることができて嬉しい限りでした。

17時50分、閉会式が始まります。
閉会式からは、表彰→講評→委員長挨拶→エンディングムービー→終了、といった流れになっています。
表彰では、観覧者賞、準優勝、優勝という順番で発表が行われました。結果は、観覧者賞及び、優勝がOチーム、準優勝がMチームでした。KING初代実行委員長金田喜人の講評によると、優勝チームと準優勝チームのプランの完成度は僅差であったものの、優勝したチームの方が、より明確にターゲットのニーズや利用シーンを考えられていたとのことでした。確かに、Oチームのプラン(女性の足元が温まるスプレー)はターゲットの悩みが明確で、具体的な利用シーンに適合した商品だったと思います。
その後、委員長のKING2009を締めくくる言葉、感動のエンディングムービーが続き、参加者、スタッフ共に涙ぐみます。あぁKING2009が終わってしまうんだなと、この時初めて実感しました。
その後、全体で集合写真を撮った後、新宿住友ビル49階で東京の夜景を一望しながらのスタッフ、参加者合同の打ち上げが行われました。
最後の最後までとても楽しい一時を過ごすことができ、本当に心に残る一週間だったと思います。

学生のためのビジネスコンテストKING2009

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本日は、コンテスト7日目のDAY7についてレポートです。

DAY7は、ビジネスプランの最終企画書提出があります。本日の14時までに、各チームがそれぞれのプランの概要、様々な市場データから収支予測までを企画書としてまとめ、翌日の予選プレゼンテーション用に資料を作成しなければなりません。
時間が迫るにつれ、参加者の皆さんからピリピリした雰囲気が伝わってきます。
企画書提出まであと30分になると、戦略策定室前方のスクリーンに残り時間が表示され、カウントダウンが始まります。
企画書がほぼ完成し、時間ぎりぎりまで見直しに徹するチームから、企画書の最後の項目である収支予測を大慌てで作っているチームまで、チームによって状 況は様々です。余裕があるチームでも最後まで気を抜かずにベストを尽していただき、そうでないチームも焦りすぎず落ち着いて納得の行く結果を出 していただきたいと思います。


企画書提出期限の14時を過ぎ、大半のチームは時間に間に合いましたが、遅れてしまったチームもありました。遅れたチームには、遅れた時間(分)×10秒のプレゼンテーション時間短縮のペナルティが課された状態で予選を戦っていただくことになります。
全チームの企画書提出が完了すると、各チームとも明日の予選プレゼンテーションに向けて、パワーポイントのスライドを作成し、プレゼンの構成を練ります。夕方から夜にかけて、国際プレゼンテーション協会によるプレゼンセミナーも行われました。自分たちの思いこめて創り上げたプランを、最大限に聴衆に伝えられるように試行錯誤を重ねていっていただきたいと思います。

さて、ここでKINGにおける優勝を決定するプロセスを説明しましょう。KINGのコンテストでは、まず20チームを5チームごとのグループに分け、各グループ内で予選を行い、1チームだけが決勝に進出します。この予選の段階では、審査員3名によって評価付けがなされます。そして、各グループの予選の中で最も高評価だった4チームによって、優勝を争う決勝戦が行われます。決勝の場は、250人程度の観客が見守る会場です。クライマックスステージを飾る最高のステージの上で、自分たちが築き上げてきた渾身のプランを聴衆にぶつけます。優勝、準優勝の審査は、審査員全員によって行われ、観覧者賞は来ていただいた一般の方々の投票によって決められます。このような流れで、コンテストが行われます。

明日は、いよいよ決戦の時。各チーム自分たちのベストを尽くせるよう頑張っていただきたいと思います。

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こんにちは。

今日はコンテスト6日目、DAY6のレポートを書いていきます。

DAY6は特にコンテンツを設けず、各チームで翌日DAY7の最終企画書提出に向けてプラン策定を進めます。前日のコンサルティングタイムから修正すべき点を洗い出し、今日するべきことをリストアップしていきます。議論の試行錯誤を重ね、アンケート調査など実際にフィールドワークをして集めたデータをもとに、情報の取捨選択を繰り返し、少しずつに自分たちのプランを作っていきます。

翌日の14時には、プランの最終企画書を提出しなければなりません。戦略策定室では、時間がたつほどに緊迫した空気が張り詰め、ピリピリとしたムードが漂い始めています。

いよいよ、最後の大詰めの段階に入ってきました。
参加者さんの皆さんは肉体的、精神的疲労が溜まって相当につらい時期だと思います。
無理をしすぎて、体調を崩してしまわぬように頑張っていただきたいと思います。
$学生のためのビジネスコンテストKING2009

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こんにちは、広報局の田中文崇です。

本日はコンテスト5日目、DAY5のレポートを書いていこうと思います。


DAY5は昨日に引き続き、コンサルティングタイムがあります。コンテスト中に計3回あるコンサルティングタイムの内、本日のコンサルティングタイムではマーケティングや、会計をはじめとした様々な分野にわたる専門家をお招きし、プランのブラッシュアップをしていただきます。昨日のコンサルティングタイムよりもさらに詳細なアドバイスをいただくことができるのでプラン策定を前に推し進めていくための潤滑油になるはずです。


昨日のコンサルティングタイムを受けてプランの方向性を固めることができたチームや、逆に崩壊寸前のチームまで、各チームの進行状況はすでに大きく差がついているようです。各チームとも本日のコンサルティングタイムを有効に使い、新たな気づきを得ていただければと思います。

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さて、ここで今年はどんな参加者がいるのかについて少し述べてみようと思います。
今年の参加者は、北は北海道、南は大分からと全国各地から来ていただいています。学部も、経済・経営学系の学部から医学部や歯学部までと実に多岐にわたっています。全体的に、ビジネスプラン策定という経験をされたことのある方は少なく、初めての挑戦に四苦八苦していらっしゃる方が多いようです。
しかし、KINGでビジネスプラン策定という初めてのことに挑戦することで得るものも多いはずです。ビジネスの面白さを知りビジネスに興味を持つようになったり、KINGという過酷な環境の下でメンバーと衝突したり、プラン策定が思うように前へ進まず、精神的にも肉体的にも限界の境地を乗り越えた経験は、経験した人の考え方をも変えてしまうほどのインパクトを持ち得ていると思います。

参加者の皆さんがKINGで成長し、ビジネススキルや協調性、物事をやりぬく継続力を身につけることができたら、社会の中で第一線の人材として活躍し、社会へインパクトのある影響を与えていける人材になるのではないでしょうか。

これは私個人の思いですが、KINGにとって大切なのは、コンテストの中で優秀なプランが生まれることでも、何一つ問題なくコンテストが運営されることでもなく、参加者の皆さんが成長を勝ち得ることだと思っています。多種多様なバックグラウンドを持つ参加者各個人が、自分は今どこにいて、どこへ向かおうとしていたのか、参加しようと思ったその時の動機を忘れずに持ち続けること。そして、直面する困難に対しても逃げずに立ち向かい乗り越えていってほしいと思います。

DAY5に差し掛かり、コンテストの中でも辛い時期にあたりますが、参加者の皆さんにはここでくじけずに頑張っていただきたいと思います。

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こんにちは、毎度のことながら広報局の田中文崇です。


さて、例によってDAY4のレポートを書いていこうと思います。
今回は時系列に沿って述べていこうと思います。

午前10時、DAY4のメインコンテンツであるコンサルティングタイムに向け、多くのチームが前日出したアイデアを収束させて、自分たちのプランを2,3個に絞っています。前日までは、壁一面がポストイットで埋まるほどのアイデアがあっただけに、各チームアイデアを取捨選択していくのに苦労したようです。

午後1時、コンサルティングタイムがはじまる直前の戦略策定室では、冗談を交わしあい和気藹々とした雰囲気の余裕の見えるチームから、議論がまとまらずピリピリした空気が流れているチームまで、チームによって色々な姿が伺えます。
参加者の方に臨む心境をお伺いしたところ、プランを一つにしぼるための有効なアドバイスがもらえれば、とのことでした。是非、コンサルティングタイム中は頭をフルに活用し、コンサルタントの方からたくさんのことを吸収してほしいと思います。


学生のためのビジネスコンテストKING2009


午後3~6時の間、コンサルティングタイムを終了したチームがそれぞれ帰ってきました。DAY4のコンサルティングタイムでは企業の役員クラスの方が主にコンサルタントを務めているため、プランのアイデアそのものよりもプランの構築プロセスや実現可能性について、客観的な視点からアドバイスをいただきます。プランの根本的な部分について鋭い指摘を受けるため、行き詰まりを感じてしまうチームもたくさん出てきます。しかし、そこであきらめないで困難に立ち向かっていけるかどうかが勝負の分かれ目でしょう。コンサルタントから厳しい指摘を受けた後、下降したり停滞するチームもあれば、逆にやる気出せるチームもあります。それは、例えば優勝してやるという目標を作って、それを必ず達成するという信念を強く持ち続け、常に前向きに取り組んでいけるかどうかにかかっていると思います。思いがのったプランをコンサルタントに否定されることは参加者の皆さんにとってはつらいかもしれませんが、頑張って乗り越えていっていただきたいと思います。


午後6時過ぎ、全てのチームが二回のコンサルティングタイムを終えて帰ってきました。6時半から、社会人とスタッフと参加者で懇親会が行われるため、全チームが戦略策定室へ戻るとすぐに懇親会の会場への誘導がはじまりました。

午後6時半~8時半ごろ、懇親会。KINGにご協賛していただいた企業の人事の方や、コンサルティングにご協力していただいた社会人と参加者の皆さんとスタッフが会場に集まり、ビュッフェ形式の立食パーティーで会が行われます。なかなか参加者の皆さんと交流する機会がないスタッフにとっては、懇親会でいろんな参加者の皆さんと交流を持つことができてとても楽しいひとときでした。また、普段接する機会のない社会人の方々とざっくばらんにお話しできたのも大変良い経験となりました。参加者の皆さんも、他の参加者の方とプランについて意見交換をしたり、社会人の方にアドバイスをもらうことができ、モチベーションを上げることができたようです。

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明日、DAY5もコンサルティングタイムがあります。プランを修正する時間は短いですが、ここで気を抜かず全力で取り組んでいってもらいたいと思います。
こんにちは、広報局の田中文崇です。

本日は、学生のためのビジネスコンテストKING2009の3日目、DAY3について書いていこうと思います。

前日のDAY2にて、ケーステーマが発表されました。テーマは「新たな日用品の企画・販売戦略を提案してください」というものです。自社を花王株式会社に設定し、その花王の中のファブリック&ホームケア事業部という洗剤、掃除用品といった衣類・家事用品系の製品部門のプロジェクトメンバーになって、参加者の皆さんにはプラン策定をしていただくことになります。


DAY3のコンテンツは、戦略策定室でのビジネスプラン策定や、そのプラン策定で必要なデータ収集のためのフィールドワークです。

各チーム昨日のフィードバックを活かし、議論の進め方やチーム内の役割などを考え、プラン策定に励んでいました。DAY3では、DAY4にあるコンサルティングタイム(コンサルタントとして活躍されている社会人がプランに対してアドバイスをしてくださるコンテンツ)に向けて、プランの候補を2,3個作っていくのが大まかな目標でした。
 
基本的な方針が決まったチームから、フィールドワークに向かいます。近場の参宮橋駅周辺から新宿界隈、中には銀座や浅草へ行くチームなど、各チームがそれぞれ立てた戦略に沿って決めた街へ繰り出していきました。薬局や、大型雑貨店で実際の商品を調査し、街の人々にアンケートを取って、机の上ではわからなかったことの把握に努めていました。

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 DAY3は、できるだけ多くの可能性を洗い出し、アイデアを発散していくことが重要であり、それが今後のプランの画期性や斬新さを規定していくのではないでしょうか。今まで誰も考えつかなかったようなアイデアが生まれることを期待しています。

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こんにちは、広報局の田中文崇です。

本日は学生のためのビジネスコンテストKING2009の二日目、DAY2のレポートを書いていこうかと思います。


二日目は、前日からのPreKINGのビジネスプラン策定が続き、ビジネスプランの提出後に審査員の方々の前でプレゼンテーションを行いました。プレゼンテーションでは、各チームが他のチームのプレゼンテーションを見て参加者が相互で評価をしあいました。
学生のためのビジネスコンテストKING2009



ビジネスプランのテーマは『新たな男性向けコーヒーゼリーの企画・販売戦略を立案せよ』、というものでしたが、チームによってプランの内容は様々であり、とても見ごたえがありました。


一方で、プランの完成度においては、それを買う人が具体的にどんな人で、その人に具体的にどんな価値を提供するのか、またどれくらいの市場規模があり、競合商品に対してどういった点で優れているのか、といったプランの評価ポイントに対して、どの程度クリティカルに考えられているか、という点で大きくチーム間で差が付いていました。ビジネスプランを策定する上での基本的なフレームワークや、自分の考えを整理するための思考ツールを意識的に使っていけば、やがてビジネススキルが頭の中にインストールされるはずです。ビジネススキルを自分のものにするためには、相当の時間と労力を要します。地道で継続的な努力こそが何事においても成功する秘訣だと心得て、参加者の皆さんには頑張っていただきたいと思います。


また、現段階では、初対面同士の6人で構成されたチームをうまく機能させているチームとそうでないチームがあり、議論を進めるファシリテ―タ―、アイデアを出していく人、データを収集する人というように役割を分担して効率的に進められているかどうか、といった点でも差が付いていたかと思います。
KINGのビジネスコンテストは7泊8日間の合宿形式で行われ、チームのメンバーはほぼいつも一緒にいることになります。理系文系、学年、性別など様々なバックグラウンドが異なったメンバー間で、意思決定を行うのはそう簡単ではありません。メンバーのお互いが自分の考えを率直に述べ、本気で意見をぶつけ合い、時には対立したり一つにまとまったりと離合集散を繰り返しながら、チームの絆は深まっていきます。
今はうまくいっているように見えるチームも、もしチームの中になかなかうまく自分の意見を出せずにいる人や、不満を隠して無理にメンバーと合わせようとする人がいたとすれば、それらが後々のチームビルディングにおいて、小さくて表面にも見えないほどのズレとなって、後に大きなひずみを起こし、チームが崩壊してしまうということもあり得ます。この悲劇のシナリオは、実際に毎年のKINGにおいて見られることです。


ビジネスプラン策定を進めていくと、とにかく色々な壁に直面します。そういったときに行き詰っていないでどうすればいいのか、一度立ち止まって考え、最善の意志判断が下せるかが今後のチームの行方を左右するのではないでしょうか。

学生のためのビジネスコンテストKING2009

KING2009はまだ始まったばかり、これからどうなるかはまだわかりません。
参加者の皆さんには、これからの日々で立ちはだかる困難にも立ち向かい、様々なものを得て頂きたいと思います。
こんにちは、広報局の田中文崇です。

8月30日より、いよいよ学生のためのビジネスコンテストコンテストKING2009が始まりました。

8月30日(DAY1)~9月6日(DAY7)の1週間、コンテストのレポートを書いていきたいと思います。
コンテストレポートをお読みいただき、DAYごとのコンテンツや、参加者の皆さんやスタッフの雰囲気をお伝えし、コンテストの空気を感じていただけたら幸いです。

DAY1は、グループワークセミナー→プレゼンセミナー→Preケース発表→戦略策定といった流れで進んで行きます。

午前10時、参加者の皆さんが会場のオリンピックセンターへ集まりはじめます。

参加者の皆さんが来られると、いよいよコンテストが始まる、という実感が湧きます。参加者の皆さんも初めは緊張した様子でしたが、ウェルカムオリエンテーション会場に集まると、同じグループになった人たちと積極的に交流し会場内の雰囲気はすぐに温まりました。
 
ウェルカムオリエンテーションでは、まずチーム名発表が行われます。ちなみに今年のチーム名のテーマは「海賊」。このテーマには海賊たちのように自ら道を切り開いていってほしいという思いが込められています。ムービーで発表が始まると、場内は歓声が上がり大いに盛り上がっていました。
コンテストの運営担当者からコンテスト全般の流れや、過ごす上での注意点を参加者の皆さんにお伝えしたのち、ケースチェッカー(ビジネスプランのアドバイスを行うスタッフ)が各チームを昼食にご案内します。

昼食の後、開会式が行われます。
式では開幕ムービーが流れ、実行委員長熊谷仁志の挨拶の後、株式会社ドワンゴをはじめとする五つの企業で社外取締役を務められ、慶應義塾大学にて特別招聘教授として教鞭をとっていらっしゃる夏野剛様に基調講演をしていただきました。
テーマはi modeサービスを構築するなど数々のイノベーションを起こした夏野様の仕事へのフィロソフィーです。夏野様のユーモアに時々笑いをこぼしながら、参加者の皆さんは熱心に講演を聞いていました。
学生のためのビジネスコンテストKING2009


その後はグループワークセミナーとプレゼンテーションセミナー。グループワークセミナーでは、ベストセラー「すごい会議」の著者である大橋禅太郎様に、プレゼンセミナーでは国際プレゼンテーション協会理事長の八幡紕芦史様にご講演いただきました。

夕食をとっていただいた後にPreKINGのケース発表。
PreKINGとは、1泊2日でプランを策定していただき、プラン策定の流れを掴んでいただくとともに、重点的なフィードバックに行うことで、本ケース策定時により高い質のプランの策定を目的としたコンテンツです。ケーステーマは、「新たな男性向けコーヒーゼリーの企画・販売戦略を立案せよ。」という、現在成長中のゼリー市場を対象にしたもの。

ケース発表後、いよいよプラン策定。
各チームホワイトボードやポストイット等を用いながら、セミナーで得たアイデアを活かしつつ熱心にプラン策定に励んでいました。企画書の提出期限は、DAY2の朝10:30までと短く参加者にとっては過酷なスケジュールとなっていますが、ここで得たものは後の本ケース策定に必ず糧となっていくはずです。参加者の皆さんには、限界まで考え抜き全力でプレゼンテーションに臨んでほしいと思います。

「新たな男性向けコーヒーゼリーの企画・販売戦略を立案せよ。」
 あなたならどんなビジネスプランを考案しますか?
学生のためのビジネスコンテストKING2009


こんにちは。学生のためのビジネスコンテストKING2009一年目スタッフ、東京大学教養学部文科Ⅱ類一年の秋山伊織です。

コンテスト本番も近づき、我々運営スタッフの中でも、期待と緊張が日に日に大きくなってきています。

今日はプレゼンテーションについてお話させて頂きたく思います。また、本番では、国際プレゼンテーション協会の方が、セミナーを開いてくださるので、どうぞご期待ください。

コンテストでは、最終日に社会人の方々を始めとする多くの人の前でプレゼンをすることになります。KING七泊八日の集大成とも言えるプレゼンの出来栄えは、大きくコンテストの集大成と言っても過言ではないでしょう。

最終日のプレゼンで、参加者の方は、あるシチュエーションの下、プレゼンテーションをすることになります。例えば、KING2008のケースにおいては、KING社の一員として提携先にプレゼンテーションをする、ということになります。

この時、忘れないで頂きたいことは、誰に、何のためにプレゼンをしているのか、ということです。

勿論、自分たちが七泊八日で考えてきたことを熱く語るのは重要ですが、それと同時に、最後まで、与えられたシチュエーションを意識することも重要です。相手が心動くよう相手の利益を語る、それがプレゼンテーションなのです。実際のビジネス界におけるプレゼンテーションの場は、自分の意見の発表会ではなく、聞き手に自分の案をとらせるための、戦いの場なのですから。


それでは今日はここで失礼します。




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