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昨日、東京に戻って来た。

帰ってきて、
はじめにテレビで見たのは

出荷規制のニュースと、
廃業を決めた福島の酪農家さんと、
殺処分が決まった飼育されていた
牛の出産シーンだった。

「先の見えない不安から・・」
と、歯を食いしばっていた。

福島では、イチゴの出荷がピーク。
原発の周辺では、避難や外出禁止。

放射性物質を含んだ雨による
土壌汚染された「ホットスポット」
も、今後、増えるかもしれない。

僕は、
北海道で3年間と短いながらも
農家をしてきた。

自分のまわりの
土と作物と天候と向き合い、
不安感と共に、前向きに働く
たくさんの農家さんと時間を過ごした。

地震や津波は、自然災害で、
目に見えるけれど

放射能や原発は、
目に見えず、心の隙間に
影を落とす。「人災」だと思う。

農家さんの心情を想うだけで
涙が出る。

愛情と誇りをもって、
仕事をされていたのだろう。

報道や政府は、

「ただちに人体に影響はない」
「CTスキャンと同レベル」

内部被爆のことを伝えない。

呼吸や食べ物から、
体内に放射性物質を取り込むと、

内部から、細胞や遺伝子を傷つける。
外部と内部では、全く別物です。

そして、何年か後に、
ガンや白血病の人が増える。

が、それを、
放射性物質の影響と直接的に診断はできず、

起こってからでも、なんとでも言える状態。

今できることは

「備えあれば憂いなし」

外出はマスクを
とろろ昆布などを食べること。

本当は、こんな悲しいことは、伝えたくないし、
伝わってほしくない。

現時点で(3/22)

野菜の、葉物は、
しっかりと洗えば、落ちるレベルのはず、
2~3週間で、放射性物質の濃縮がはじまる。

根菜は、
1ヶ月経つ頃から吸収・濃縮がはじまる。

放射性物質のヨウ素は、
半減期が8日間なので、3ヶ月経てば消える。
ただ、セシウムは、半減期が30年。

田中優さんからの情報です。

現実は現実として、受け止めて。
僕は、もうこんなの嫌やから、

動く。

動けば変わる。
やってダメならもっとやれ。

明日の夜、農大生や社会企業家が集まり、
今後の農業支援について、話してきます。

そして、
今、目の前に起こっていることは
ひとりひとりの小さな選択が
引き寄せたモノが具現化したんだと思う。

なら、ポジティブなモノを引き寄せたい。

100パーセント安全ではない原発はいらない。

声をあげよう。
未来への選択をしよう。
僕たちには選ぶ権利があるから

来月、
4/10・24は、統一地方選挙の投票日です。

自然エネルギーに予算を使ってくれる候補者に

投票しませんか?

そんな取組みが、始まりました。

下記のサイトから、
往復ハガキをダウンロードして

それぞれの地域の候補者に
エネルギー政策について質問し

返事が来たら、政策方針をサイトに報告、公開!

あとは、
自然エネルギーに予算を使ってくれる方を選ぶ!

悲しみやあきらめや無関心からの

選択ではなく

希望や幸せや喜びを選択しましょう

僕らには、選ぶ権利がある

「でんきをえらぶ 選挙でえらぶ」

http://www.greenpeace.org/japan/ja/campaign/citizen/election/

下まで読んでくれて、感謝します

ありがとうございます