ローカリゼーション

東京から、こんにちは。

野生児おたまです。

東京ライフですが、
日々、つぶれそうになりながらも、
ギリギリでがんばっております。

北海道では、
インプットとアウトプットの両立が
できてましたが・・・・

こちらでは、入ってくる情報が、
めちゃくちゃ多くて、
頭パンク寸前！！

になりそうでした・・・

そんな中でも、アンテナをしっかり持って、
選び抜いた情報で、なにかが見えてきます。

最近、ガイアシンフォニーやおにぎりで有名な
佐藤初音さんにお会いしました。

講演の中で、
たくさん響いた言霊があるのですが、

僕は、佐藤さんの、
ゆっくりとしたマイペースな世界観と、
ひとつひとつを大切にする姿勢に感動しました。

９０歳近くとご高齢なのに、
２時間ぐらいしゃべりっぱなし。
最後は、一人一人と握手をしてくれました。

「人を見るときは、食を見る」

「調理に生き方が現れる」

「めんどくさいはきらい」

スローな気持ちになりました。

そんな学びの中、
たくさんの映画を見ました。

「幸せの経済学」
http://www.shiawaseno.net/

「ミツバチの羽音と地球の回転」
http://888earth.net/index.html

「ジャマイカ楽園の真実」
http://www.uplink.co.jp/jamaica/

どれもこれも、
取り上げている題材は違うけれど、

答えは、ひとつだった。

そんな想いと共に、
今週末にまたまた、バーのマスターやお客さんと
千葉の田んぼの開墾へ





土の上に立ち、クワを持ち、
体を動かすことで、

生きていることを、再確認しました。

米なんて、買えば、手に入る。
自由貿易（TPP）になれば、
もっと安く手に入る。

「あたり前」
「めんどうくさいこと」

を

「簡単に」
「楽に」

と
求めていた結果。

この世界は、モノにあふれ、
生きるための判断基準が、

作物を作る、生産力ではなく、
作物を買うために必要な
お金の多さで、優劣を決めるようになった

人は、

「なんのために」

働くのか、なんとなく見失ったように思います。

佐藤初音さんも、そう、言っていた。

東京には、人がたくさんいて、
仲間もたくさんいて、
仕事もあって、
情報も手に入って

すごく、感謝している。

けれど、
僕から、漠然とした違和感がなくならない。

北海道では、シンプルに解決したことが、
どんどん複雑になっていく、
自分を見失いそうになることも多い。

畑の上で僕を肥やしてきた自信も
どこかにいってしまいそうで、
たまに、自分の弱さに負けそうになる。

ここには、土がないんや・・・
って、できない理由が頭をかすめる。

これもチャンスと捕らえて、
行動で、表せないなら、言葉で

と置き換えて、
日々精進を続けている・・・

つもり・・・笑

悶々としながら、
民主党の議員さんのご縁で、

仲間と共に、国会議事堂へ
連れて行ってくれた

環境省と議員さんの会議の見学や、
国会のシステムや、
生物多様性についてのお話をする。

仲間のうちの一人は、
今、大変なことになっている
山口県上関で、

原発建設阻止を、最前線でがんばってる
カヤック隊のリーダーのらんぼう。

国会議事堂で、

「将来の農林水産大臣です」

とか

「自然エネルギー大臣です」

とか、

国会の前のアスファルトを
全部、田んぼにしようよ！

とか、

冗談飛ばしながら、大笑いしながらも
僕らの目は笑ってなかった。

そして、今、
山口で起きていることを、知ってほしい

らんぼう
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=3884878

スナメリチャンネル
http://www.youtube.com/user/hakunamatataTJ

問題がおきているのは、ここだけではないけれど、

今ある、「あたりまえ」は、昔になかったもの。

違和感を持った人が、
使命感を持って、
動き始めたことは確かで、希望の光。

僕も、しっかりと、アンテナを立て、
しっかりと、お金の出口を見据え、
笑い飛ばして、

「今できることを一生懸命やる。」

いつか、答えは見えるはず。

今日も、
東京で生きのびます。

僕は、日本が好きです。

ありがとうございます。

このブログを読んだ人が幸せを増やしますように