今回、早期発見だったのには


理由があることを書きました。





比較的若いころから、


定期検査を受診していたからです。





本当に、これが幸いでした。





だって、わたしには


遺伝的要因も、生活習慣的な要因も

見当たらないのですから。


(あくまで自己的見解ですが)




わたしの肉親には、

乳がんになった人がいません。


唯一、母方の祖母のお姉さんが、


乳がんで亡くなったそうです。





他の婦人科系のがんに


かかった人もいません。





強いて言うなら、父が数年前に


超初期の十二指腸がんで


除去手術を受けたくらいでしょうか。





こんな環境ですから、


この56年間、


定期検査を受けながらも





―自分はゼッタイに(がんに)ならない、


なる理由がない。





そう、高をくくっていました。





それに、


食生活や生活習慣を見ても、





ジャンクフードを


食べあさっているわけでもなく、





飲酒や喫煙の習慣もなければ、


昼夜逆転のめちゃくちゃな生活を


しているわけでもありませんでした。





むしろ、


体にやさしいものを


食べているつもりだったし、





人よりも運動習慣がある方で、


健康的な人間だと思い込んでいました。





それでも、どういうわけだか


わたしのがん細胞は、暴れ出したのです。





わたしが、わたし自身の


体の中で起こっていることに


全く気づくことなく、





悪性腫瘍は、静かに、


そして、確実に暴れ始めたのです。







何が言いたいかと言うと、

これを読んでくださるみなさんの中で


乳がん検診や婦人科検診、


女性に限らず、健康診断を


受けたことがない方がいらっしゃったら、


一度、受けてみてください。





みなさんの大切な方々にも、


検診をおすすめしてみてください。





遺伝的要因が考えられないわたしでも、


がん細胞は暴れ出しました。





生活習慣的要素に


思い当たる節がないわたしでも、


がん細胞は暴れ始めました。





本当に幸いに、


早くに見つけてもらうことができたので、


命拾いしましたし、





少し小さくなってしまいましたが、


おっぱいも無事です。


(誰が元から小さいですって!?ゴルァ!)








もちろん、病気にならないことが


一番いいのですが、


仮になったとしたら、





がんに限らず、どんな疾患であれ、


たとえ虫歯やギックリ腰であったとしても、





早期発見・早期治療に


越したことがないことを


身をもって経験させてもらいました。





「もう、やること全部やったから


 いつ死んでもいいや」





という方であれば、話は別です。





でも、ほとんどの方が、


やりたいことがあって、


大切な人がいることでしょう。





一度きりの人生、


たくさんたのしむためにも





病と向き合うための時間は、


できる限り少ない方がいい、

心の奥底から、そう思います。





みなさまの人生が、


みなさまの大切な人との時間が、





さらに輝きを増して、


笑顔でいっぱいになるよう願いながら、





『わたしのおっぱいストーリー』を


締めくくりたいと思います。








最後になりましたが、


いつもわたしを支えてくださる





職場の方々、仲間、病院の方々、家族

そして、これを読んでくださったみなさま


本当にありがとうございます。





みなさまのおかげさまで、

わたしは、人生をよりたのしむ

チャンスをいただいておりますハート







(奈良県・信貴山にて2012年秋撮影)