板藍根(ばんらんこん)

板藍根は、風邪、インフルエンザ、コロナ、溶連菌等の予防に。
風邪等の熱症状や、のどの痛みや咳など、
お茶代わりに飲むと効果的です。

抗ウイルス、抗菌作用がある大注目の板藍根!

中国では、インフルエンザや扁桃腺炎、耳下腺炎(おたふくかぜ)、帯状疱疹、肝炎などのウイルスが原因となる疾患の治療に欠かせない生薬として愛飲されています。

A型肝炎やSARS騒動の時には予防と治療に使われ、今では日本でもエキスタイプで飲みやすい板藍根の商品が入手できるようになりました。
受験シーズン本番の風邪やインフルエンザの予防や治療に、また人混みへ行かれる際の予防に。
中国の小学校では生徒の咽に板藍根の煎じ液をスプレーしたりと広く用いられています。
扁桃腺炎を繰り返す子供にも良い効果がでています。

板藍根の使い方

風邪やインフルエンザの予防や、発熱、のどの痛み、咳などの症状に、お茶代わりに飲むなどの方法で、広く利用されています。
また、うがいでウイルスや細菌の感染予防に。

こんなときに板藍根!

扁桃腺が腫れて高熱を出す方
急性の場合はもちろん、何度も繰り返す扁桃腺炎のときに!

風邪をひきやすい、コロナ、インフルエンザの予防に
風邪かなと思ったとき、受験などで風邪をひいてはいられないときに!

のどに違和感がある
のどからくる風邪、咽頭炎などでのどの痛み、腫れが辛いときに!

口内炎ができやすい
口内炎や口のまわりのヘルペスができやすい方、なかなか治らないときに!

にきびが化膿しそうなとき
ニキビや吹き出物が大きくなったり、化膿して痛くなりやすい方に!

お腹を下しやすい
細菌性の急な下痢のとき、お腹を下しやすい方に!

咳込む、が止まらない

板藍根は、日本では最近ようやく知名度をあげて参りましたが、中国では冬の季節には定番の生薬です。
風邪やインフルエンザにかかった時の熱症状や、のどの痛み、咳などの症状にお茶として飲まれています。

東洋医学で板藍根は、清熱解毒、涼血利咽の薬能をもつ生薬とされています。


清熱解毒:
細菌やウイルスによる感染や炎症に伴う発熱、腫脹、疼痛などを抑える働き

涼血利咽:のぼせや発赤、紅班、鼻血、充血などの症状やのどの症状を抑える働き

これらの作用は、現代医学の研究結果からも裏付けられています。

板藍根の主な働き

培養細胞などを使用した基礎研究において、次のような作用が認められています。

抗ウイルス作用:ウイルス感染や体内での増殖を抑える働き。

抗菌作用:細菌感染や体内での増殖を抑える働き。

免疫増強作用:からだの免疫力を強くする働き。

解熱消炎作用:熱を下げる働きを痛みや腫れなどの症状(炎症)を抑える働き。

板藍根の藍

板藍根の原料となる植物は、インジカンという成分を含み、発酵や空気酸化などの処理によって藍色のインディゴとなることから、藍染の染料植物としても利用されてきました。
板藍根の藍の名前の由来はここにあると思われます
日本では、北海道にハマタイセイがあり、アイヌ民族が染料に利用していました。
その他に、タデ科のアイ、マメ科のキアイ、トウダイグサ科のヤマアイなどの植物も藍染に用いられています。

板藍根の使い方

中国では、風邪やインフルエンザの予防や、発熱やのどの痛みなどの症状に、お茶として飲む習慣があります。
また、うがいをすることでウイルスや細菌の感染予防に役立ちます。

板藍根の安全性

中国では、安全な生薬として幅広い年代層に使用されています。
また、日本でも食品として流通しはじめましたが、重篤な副作用は報告されていません。
ただし、体質や体調によってまれに体に合わない場合がありますので、その場合は服用を中止し、医師、薬剤師に相談なさってください。


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