犬の和製玩具としては最も有名な犬張子。
紙を固めて作った犬の人形です。なんだかネコにしか見えないデザインのものもありますけど。
平安時代の京都では、お産のとき筥形の座犬像を産室に飾っていました。
これには、安産を犬に結び付けて祈願する意味があったとの事。
筥犬はやがて張子の犬人形として各地に広まり、「健康に育つように」と生まれた子供に贈られるようになります。
竹籠を被った張子、性器を象ったモノを背負った張子、装輪型の犬車など様々な派生タイプがあるので、犬張子をコレクションするだけでも楽しそうですね。
久しく登場していませんでしたが、当ブログのマスコット
いずれ追記します。