うっかりキュンとしたお台場のあの日から


急速に距離が近づいた私たち。


グループではなく、ふたりで会うことも沢山増えて。


会社帰りに食事に行ったり


週末映画に行ったり


会えないときも電話をしたり・・・


そんな生活が2ヶ月が過ぎた頃


ふたりでカラオケに行きました。






歌いすぎて気づけば終電を逃していて・・・


ほろ酔いの私は彼に支えられながら


酔い覚ましのお散歩。







あの日から繋ぎたかった手


やっと繋ぐことができて







彼も私のこと想ってくれてるのかなぁと・・・


気持ちも繋がっているのかなぁ・・・と


早まった私は言ってしまいました。





「 一緒に帰ろうか。 」 







東京タワーの見えるホテルを取ってくれて


ふたり別々のベッドに入ったはずなのに


気づけば彼は私の隣に・・・







彼の顔が目の前にあることが


恥ずかしくて


背を向けることしかできなくて。


ギュッとされたら心臓が飛び出そうで。


ドキドキして眠れなかった。







今思い出してもキュンとする夜だったのに


どこか、なにかが、違う。


朝が来る頃には気づいてました。








・・・この人、私のことなんて好きじゃない







彼は優しくしてくれていた


大切に触れてくれた


・・・それでも


何かが違っていた








気づいたら落ち着かなくて


逃げるように帰った雪の中。


あの朝の寂しさは私の勘違いではなくて。。















翌日彼からメールが来ました。






「 昨日は本当に嬉しかったけれど。


好きな人がいるから今は付き合えない。 」






勘違いであって欲しい


そう願ったけれど、やっぱりダメでした。





それなら事故だったことにしよう。


たった一夜の夢だったと


忘れることにしよう。






・・・て忘れられたら良かったのに。