私は、四宮 美桜(しのみや みお)
最近、この街にやってきた。そう、かぶき町に。
そして、今、ある場所に向かっている。
ピーポーン
「はーい」
中から少年の声がした。
ガラガラ
「どちらさまですか?」
「銀時に会いに来た。」
「銀さんに、ですか?」
「ああ。」
ちょうど、そのとき、中から懐かしい声がした。
「おーい、ぱっつぁん。なに?セールスも断われないの?銀さん、そんな子に育てた覚えないよー?」
そんなことをいいながら、こちらに来る。
「いやー、すいませんねー、うちセールス、お断りなんで。」
彼は、ぺこぺこしながら言う。
「銀さん、セールスじゃないですよ!銀さんにお客さんですよ!」
「俺に?・・・あ、」
そいつは、銀髪天然パーマの男。
「よぉ。」
あたしは、声を発す。
「・・・・・・美桜・・・・・・」
彼女の金色の髪は、日に照らされ月の如く輝く。
薄い紫の瞳には、どこか遠くを見てるかのような、儚い目を凛とした、ただずまい。
昔と何にも変わってねぇな。
・・・いや、少し変わちまったか。
