いつもお読みいただきありがとうございます。
WA-Smileの和香絢子です。
私のストーリー番外編②です。
あんなに滞っていたブログの更新が、自分史を書くようになったら調子が良くて次から次へと思い出が蘇ります。お付き合いくださる皆様に心より感謝申し上げます。
さて、私が学生の頃パン屋さんでアルバイトをしていたお話をしましたが実はその時にお客様からラブレターをいただいたことがあるのです！
よく来てくださるお客様は私は覚えているほうなのですが、全く記憶にない方でいつお会いしたかな？と思いました。
お手紙には好きだということとまずは友達になって欲しいということが書かれていました（くださった方には申し訳ないのですがもう25年くらい前の話なので今回ブログに書いてしまいます）。
そして、つい先日その方が書いてくださったご住所の前を通った時にその頃のことをふと思い出しました。
ここに住んでる方だったなぁ。。。なんて思いながら。
ところが、お顔もよく分からないしお名前も年齢も覚えていないのです。
覚えていることといえば、メロンパンを１つ買ってくださったこと。
当時、私は結局なんだか怖くてお返事をしませんでした。
その時もお顔が分からなかったのです。
メロンパンを一つお持ちになって、お会計を済ませ帰り際に「これ」とボソッと一言。
下を向いて渡されたのでお顔が見えませんでした。
しかもそのままお帰りになったので全く言葉も交わすこともなく・・・。
そこで、現在の私は思いました。
やはりラブレターを渡すときは相手の目を見て、自分の顔をしっかり見せて渡さなければと。
さらに言えば、パン屋さんのレジの子に渡すのであればもう２、３個パンを買って・・・。笑
どうして顔顔いうかというと、誰からいただいたのか分からないのって本当に怖いのです！
もっと言うと実はその後私が初めて就職した勤務地がその方の住んでいる場所の隣という恐ろし過ぎる偶然。
会ってもわからないのですよ！向こうは私を知っているのに…！しかも勤務地の隣…会う確率大。
お顔でお返事を検討しようと思っていたわけではありませんよ。念の為。
ラブレターに限らず、お手紙でも履歴書でもそうですが字も丁寧に書きましょう。
心を込めて、丁寧に。
字を見るとどのくらいのスピードで書いたかが分かります。
多少下手でも良いのです。丁寧さが重要です。
相手に想いを伝えるときは、それが例え対面であろうと文面であろうと丁寧さがポイントです。
それでどれほどの想いが伝わるかが決まってまいります。
真剣さは必ず相手に伝わります。
使う言葉、筆圧、文字の書き方。
対面であれば、表情、姿勢、使う言葉、声の大きさ、話すスピード。
といったところでしょうか。
まだありますが、ラブレターを渡す時と考えるとこのくらいでよろしいかと。
余談ですが・・・実は私、このラブレターをもらった時に「これ」と下を向いてスーッと渡されたものですからてっきり脅迫状か何かかと思ってしまい（陰気な雰囲気が漂っていたのです〜！）、封を開けずに店長に「脅迫状っぽいの渡されました」と渡しました。
店長に「これ、あやちゃんのこと好きって書いてあるよ・・・」と言われて「えーっ！？」となったという話。。。
渡すときはちゃんとラブレターってことも伝えないといけませんね！！
何が言いたいかと申しますと、どんな時もお相手がどのように受け止めるかを考えて行動するということ。
「これ」だけでは分かりません。脅迫状なのか？恋文なのか？大量注文の依頼書なのか？
誰宛なのか？店長宛なのか？私宛なのか？
そして、自分の顔を見せる！
良い返事を頂きたければ、判断材料となるものをなるべく増やす！
表情、笑顔、声、購入するパンの数、身だしなみなど好印象を与えられるよう最善を尽くす！
これは別にラブレターに限らず、どんなことにでも当てはまると思います。
自分がどのようにしたら相手の方がどのように感じるか。
怖い想いをさせないか。
不安にさせないか。不快な想いをさせないか。
どんな時も思いやりを持って行動したいものです。
それが結果、自分のためにもなるのです。
「情けは人の為ならず」
情けは人の為だけではなく、巡り巡って自分に返ってくるものです。
人には誰にでも思いやりを持って接したいものです。
そして作法とは、そんな思いやりの心を形に表したものなのですよ。
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