LOHASといえば一見、化学と対極にあるイメージもあるが、環境や健康を語るには基礎的な物理化学がわからなければ単なる根拠のない信条に終始してしまうだろう。

オカルトのままでは、本当のことはわからない。
と、バリバリ文系の私は我が身を振り返った。
そしてたまたま出会いがあって、国家資格である危険物取扱者乙種第4種を受験してみることにした。
基礎物理化学を含む試験だ。
結果的には短期記憶のみで勝負し、35問中32問正解で合格。合格ラインは6割なので楽勝だったわけだが、記憶はすでにかなり飛んでいる。

ガソリンスタンドで必須のいわゆる乙4は人気の国家資格だが、私の野望はもちろんこれで終わらない。
最終的には甲種を目指して勉強するつもりだ。文系にとっては相当な背伸びである。

誰でも受験できる乙種とは違い、甲種を受験するには厳格な受験資格があり、私でもなんとか資格を得ることができる唯一の方法は、乙種をあと3つ合格することだ。
第6種まであるうちの 第1類又は第6類、第2類又は第4類、第3類、第5類の4種類以上の免状が交付されていれば受験資格となる。

ということで前回受験は昨年10月だったが、次回は2月に受けることにした。
しかも同日に3つまで複数受験できるので3つ受けてしまうことにした。

かなり厳しいが、それ以前にもっと思いがけないハードルがあったのでその話を書きたい。

前回は電子申請でさくっと受験の申請ができたのだが、複数受験の場合は書面申請になるという。
しかも願書は受験する都道府県の消防試験センターか消防署にもらいに行かなくてはならない。
これはクリアが難しい難問だった。
そして取りに行く機会をうかがつているうちに受付期間を過ぎてしまうことに。

仕方ない、違う都道府県で受験しよう。(都道府県ごとに受験日設定は異なる)
消防署を見つけ出し、もう夜8時前だったが行ってみた。
消防署の受付はもちろん24時間人がいるのでなんとかしてくれるだろうと思っていたが、まさかの「二階の事務所へどうぞ」の案内。こんな時間なのに大丈夫?
いえいえ24時間大丈夫です、と言われ、あ
がってみると、すでに連絡が入っていてレスキュー姿の隊員さんが願書を用意してくれていた。
3部もらってきた。本当にありがとうございます。

受験の種類ごとに願書を作成。
これに専用の払込証明書を貼付して郵送することになる。
受験料として合わせて13500円も払うので郵送もポスト投函では不安だしせめて特定記録郵便にしたい。

つまり、郵便局の窓口には必ず行かなくてはいけない。これもなかなか行けるものではないので、払込のあと、即、特定記録郵便で発送してしまいたい。
で、なんとか都合をつけて郵便局へ。
事前に証明書貼付欄と投函用封筒の封には両面テープを貼っておいた。

こうして無事に発送はできたが、記入ミスなどなく受験票が届きますように。
既得免状の交付都道府県とは異なる都道府県に申請するのは手続き面の不安を感じたわけだが、合格したら受験した都道府県で免状に追記してくれるシステムなのだろう。

そしてなによりも、選んだ3種、5種、6種のほとんど見たこともない物質の勉強が悔いなくできますように。

ワロハ~♪