昨日、会社関係の打上げの場で、もうすぐパパになる方がいらして盛り上がった。いろいろと脅かしてしまったが、お産の話になると経験者はついつい語りたくなってしまうものらしい。本当に鮮烈な経験だった。
そんな経験の中でも、母乳の神秘には驚愕させられたものだ。「気づき」なんて生易しいものではない、「悟り」と言ってもよいだろう。
実はこの悟りを得られずに苦しんでいるお母さんは多い。私はそんなお母さんのひとりだった。

お産の後、うちの赤ちゃんは思いがけず2、3日NICUに入ることになってしまった。面会時間に会いに行って保育器の穴から手を入れて体をさすってやっていた。初乳は絞ったのをほ乳瓶で与えてくれたようだ。
そんなわけで初めて抱っこしたときの感動は言い表せないほどだった。
それはさておき、いよいよやっと、おっぱいである。が、産んだ直後にあげたかったなぁとか感慨に耽っている場合ではなかった。
うちの赤ちゃんはおっぱいを吸おうとしなかったのである。それどころか、おっぱいを見て恐怖の泣き声をあげるのだ。母親にとっては強烈なダメージである。
その後、助産師さんたちが寄ってたかって見てくれたが、泣き叫ぶばかりのまま退院することになった。


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