年子兄弟!2人目の出産は超スピード出産!!立会い出産で夫に物申す! | 毎日がネタ満載!3男子ワーママのドタバタ劇な日常の記録

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理系女子→3兄弟ワーママ→会社経営→家族で渡英→3年半の駐妻ライフ満喫→心理師として大学病院勤務→長男中学受験→夫開院手伝い→次男中学受験→クリニック経営→会社設立→三男中学受験→馬車馬の如く働き中 なドタバタ人生をも楽しんでいる人記録。

▼三兄弟出産記▼

 

長男出産記
(立会い夫が一ミリも役に立たなかった件)

https://ameblo.jp/wa-iku/entry-10769768212.html

 

次男出産記

(立会い出産で夫に物申す!)

https://ameblo.jp/wa-iku/entry-10769767144.html

 

三男出産記

(LDRでまさかの自己申告出産?!)

https://ameblo.jp/wa-iku/entry-10769767276.html

 

 

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子育てを通じて人生を楽しもう♪

 

個性をいかし自信をつける

伸びる家庭教育クリエイター

 

YUI@ペアレンツアカデミー東京です。

 

 

 


4月29日AM5時過ぎ。 


腹痛で目が覚めた。


生理痛のようなそんな痛みで、

目が覚めた位なのでそれなりに痛い。。

 


最近の起床はAM7時で、

まだ2時間もあるので、

 

気にせず眠りに就こうとしたが、

やはり痛い。

 


気分を変えてみよう、

と思いお手洗いへ。

 


”おしるし”らしきものがあった。

 

(”おしるし”とは出産の兆候を

知らせると言われているもので
これがあると出産間近と

言われている)



それでも尚、二度寝を試みようと

ベッドへ横になり、

 

定期的に続いている痛みに

堪えながら


携帯電話のカレンダーを眺める。

 


「これが陣痛なのだとしたら、

多分今日産まれる訳で、

 

4月29日生まれだから
シニクエンの日に

産まれたことになるのかぁ。。。 

 

歯肉炎。。。 

微妙だな。」

 

と、良くわからぬ方向へ思考が向かう。

 

※4月29日は歯肉炎の日ではなく、

 昭和の日です!!!



「うっ・・・・。」

 


やっぱり相当な痛みな気がして、

横になっている場合じゃないと

我に返る。

 


病院へ向かうような準備

(入院体制)が全く整っていない!


【この時点で最低限やらねばだった事】
・入院時必要な物のパッキング
・分娩時必要な物のパッキング
・坊を預ける為の準備

(坊の荷物のパッキング)



この陣痛と思われる痛みが

未遂で終わったとしても、

 

上記は近々やらねばならない事
なので今やってしまおうっ!

 

と、眠気を我慢&痛みを堪えつつ

パッキング士気を高め、

荷造りを始めた。



その合間に夫へメール。


”陣痛らしきものが始まりました。 

いよいよかもです。”

仕事の関係で、

この日は朝帰宅することに

なっていた夫への携帯メール。

 


この時点では、自分でも陣痛か

どうかの判断が出来ておらず、

 

現実逃避したい気持も
あったのか、呑気な

感じのメールだった。



ゴソゴソと荷造りをしている間にも

痛みは続き、痛みは増し、

 

その間隔は縮まってきて
いるように感じる。

 


いよいよ危機感を感じ(遅い?!)、

夫の携帯へ電話。

 


[プルルルルル プルルルルル 

プルルルルル ・・・ 

プルルルルル ・・ 

留守番電話サービス・・・]

 


出ない。。

 


何度かかけても留守番電話に

切り替わってしまう。。

 


「もしや、寝ているのか???
私は今一大事だよーっ!!!!

 

 寝ているのかい?? 

おーーーーーーいっ!!!」

 


心の中で声を大にして叫ぶ。 

 


勢い余って無声音状態で

ムンクの叫びのポーズを

とってみる→

 


子供部屋からは坊の大きな寝息が

スーッ、スーッと平和に鳴り響く。

 


夫は寝ていて連絡取れず。 

 

 

長男は何も知らずに爆睡中。 

 

 

私は独り痛みと戦いながら荷造り中。


ウギャーッ!!

どうする?

どうなる?

どうなの?

どうでしょ?


早朝で、あまり頭の働いていない中、

マルチタスクで家中を動き回る。

 


自分の荷造り→坊の荷造り

→陣痛の時間をメモ

→夫の携帯に電話→デジカメ充電
→坊の朝ごはんの準備

→夫実家への坊の申送り事項をメモ




ガチャッガチャッ。(鍵の音)


夫が涼しい顔で帰宅。



夫:「あ、起きてたんだ。ただいま~」


私:「携帯、見てない??」

夫、携帯を確認。

夫:「えっ、あっ、陣痛きてる?? 

   ゴメン!!全然気付かなかった。」


私:「今帰ってきてくれてよかったよ。 

  寝ていて電話に気付かない

  のかと思ってた。」


夫:「何分間隔?」


私:「10分位。定期的に

   続いているから多分陣痛だと思う。」


2人で相談して、坊は私の実家

(車で数分の距離)へ

一先ず預けようということになる。

 


それぞれが自分の実家に連絡。



そうこうしているうちに坊が起きた。 

 

何も知らない坊はいつもの様に

朝からご機嫌で鼻歌♪

 


朝ごはんをモリモリと食べる。 

 

そして何も知らされぬまま

私の実家へ夫が送っていった。

 


「バイバーイ!」

と元気に手を振る長男と暫しの別れ。


私はいよいよ準備が終わり、

 

病院への荷物を全て玄関に置き、

 

携帯電話に病院の番号を表示し、


診察券を握り締め、

 

夫が帰って来次第病院へ

向かおうと、

 

強まる痛みを堪えながら
ひたすら帰りを待つ。

 


痛いっ! 

 

そして今まで見たことのない形に

お腹が変形し、硬くなっている。

 


お尻を内側から強く

押されるような感覚があり、

 

それを堪えるのが精一杯。

 


変な汗が出てくる。 

 

長男の時に感じた痛みとは

また違っているような気がする。

 


うううっ。。。 

 

 

「早く帰ってこないかなぁ。」 

と時計を眺める。

 


車で数分の距離なので

往復しても15分位だろうと

見積もっていたのだが、

 

かれこれ30分近く経過している。

 

「ひょっとして事故??」

と、心配になり、

夫の携帯に電話。

 


また留守電。

 

繫がらない。

 


痛い!

帰ってこない!

繫がらない! 

 

 

痛い!

帰ってこない!

繫がらない!

 


私の中で負の3拍子が

連呼され、こだまする。

 


「早く帰ってきて~っ!!!!」


ガチャッ。ガチャッ。(鍵の音)

 


再び涼しい顔で夫が帰宅。

 


手にはコンビにの袋。 

 

 

スポーツ新聞が顔をのぞかせている。



私:「何? 遅くない?? 

   かなり辛いんですけど。」


夫:「あ、食料調達してきたよ。」


私:「・・・。」 

 (なーぬぅううううううっ!!! 

 呑気に食料だとおおおっ!!!)

  ↑

 心の叫び。


私:「病院に電話して、

   もう向かうよ?」


夫:「うん。」


ドタバタ劇が過ぎ、

ようやく病院到着。 

 

 

病院も実家同様に車で数分の距離。

 


この時点での痛みは

相当だったような気がする。

 


「かなり痛いような気がする!

 なんか辛いもん」

 


と夫に痛みアピールしつつ病棟へ向かう。


ロビーで助産士が迎えてくれた。



助:「痛み、大丈夫ですか? 

   今何分間隔位ですか?」


私:「大体10分間隔位だと思います。 

   お尻を押される感覚が強くて、

   それを堪えるのが結構大変です。」


助:「そうですか。

   お産が進行しているのかも

   しれないですね。

   お小水取れそうですか?」


私:「あ、はい。大丈夫です。」


手渡された紙コップを持って

お手洗いへ向かう。

 


しかーし、手元がブレて、

紙コップが便器の中へ!!

 


痛いし、紙コップ落としてしまったし。

ということで、

 

検尿は諦めて再び夫&助産士が

待つロビーへ。


入院着に着替え、

体重や血圧の測定をし、

入院準備を進める。 

 


そして、内診。 

 

助産士が進行具合をチェックする。

 


助:「えっ!!! 

   だっ大丈夫ですか?  

   え? 本当に? 」


私:「え??」


助:「子宮口が全開大です!!! 

   赤ちゃん、すぐそこにいます!!」


私:「はい。」


助:「急いで分娩室に向かいます!」



あまり状況が飲み込めていない

私をよそに、

 

助産士の顔はこわばり、

 

明らかに緊急事態だと
分かる形相。


助:「車椅子持ってきますか?」


私:「え? 歩けます。」


助:「本当ですか? 

   この状況で歩けますか?

   未だかつてそんな人はいませんが、
   本当に大丈夫ですか?」


私:「はい。 歩けます。」


助:「わかりました。では分娩室まで。」



誘導されるまま分娩室に向かう。

 


6個分娩室がある中、

5個は既にうまっており。

 

最後の1つだけ、

緊急用の分娩室だけが
運良く空いていた。 

 

その分娩室に複数の助産士が

一斉に集まってきた。


皆テンパッている様子。


私は病院到着から数分で

アッという間に分娩台の上に

のせられ分娩姿勢。

 


一気にお産に入る様子。

 


時計をチェック。 AM9時6分



助:「本当にビックリしました。 

   笑顔で現れたのでこんなに

   進行していると思いませんでした。」


私:「そんなに進んでましたか?」


助:「はい。子宮口が既に全開に

   なっていて、赤ちゃんが

   出て来る状況です。」


私:「ええええっ!!」


助:「このままいってしまいましょう!」


私:「はい。ここまできたら

   マッハで頑張ります!!!」



今から考えても良く分からない

やりとりだけど、

 

確かに私は助産士&夫に

マッハでのお産を誓い、

 

その直後にメガ陣痛に

襲われながらお産に突入した。


もはや余裕はなくなり、

熱くて汗びっしょり。

 


夫に汗を拭いてもらい、

何か飲み物を・・。 

 

と思うが姿が視界に入らない。

 


あれ??? と、思っていると、

 

かなり距離をとった背後から

”ピロロンッ♪”と音がする。

 


聞き覚えのある電子音。 

 

ビデオの電源を入れる音♪


って、おいっ!!!!

 


私は汗だくで、喉がカラカラで、

貴方に感染された喉のイガイガが

苦しいのですけどぉおおおおっ!!

 


・・・。 

 

これらは全て心の叫び。

 


実際は痛みを堪えるのに必死で

言葉にならない。

 


必死に夫の方向を

振り返ろうとするが、

 

分娩台には深みがあり、

 

その側面の壁でちょうど夫から
私は死角になっている様子。 

 

 

多分そうだった筈。 

 

 

そこで私は手を大きく上に

上げて夫にアピール。

 


ようやく夫は私に気付き、

近づいてくる。

夫:「どうした?」
私:「飲み物!」

夫がゴソゴソと取り出して

持って来てくれた飲み物。

 

 
そう、それは1.5ℓのペットボトル☆

 


飲めるかーーーーーーいっ!!!!

 


私は横になっているんじゃいっ! 

 

 

そして付け加えるならば

メガ痛と戦っているんじゃいっ!


夫:「ストロー的な物って持ってきてる?」
私:「うううん」(首を横に振る)
夫:「じゃ、ダメだ・・・」


そして、飲み物コント終了。 

 

夫は定位置へ。

 


定位置とはビデオ撮影位置のことであり、

 

私からかなーり離れた背面側のことであって、


つまりそれは・・・

助:「今日、ご主人は撮影係ですか?」

そう。そう。それ! 

 

 

”今日ご主人は撮影係ですか?” 

 

ってとっても的を得た質問だよ。

 

 

もしかして前回の出産立会いでの失敗

を反省して、

 

 

今回の立会いでは

ビデオ撮影達成を


最大の目標に

掲げていたのかい???

 


分かるよ。

気持ちは分かりますよ。 

 

前回成し得なかったことを

今回クリアしようという

その心意気は立派だよ。

 

でもね、

 

でーーもーーねーー、

 

そのお陰で私は喉カラカラで、

 

過呼吸状態で手足震えているのに、

 

誰もサポートしてくれないのよっ!!!


と、またも心の叫び。

(激痛と闘っているため、

 一切話せません!!)



のほほぉん。と

(傍からはそう見えたらしい)

やって来た妊婦が、

 

実は出産直前の状態であり、


これまで分娩室で何時間も

苦しんでいる妊婦さんを

 

ブッち切りで追い越して

お産に入るという緊急事態のせいか、

 

私の分娩室にいたスタッフは

皆自分の持ち場で

手一杯な様子だった。

 


バタバタバタ・・・。


私:「何か握りたいのですけど!」


助:「あ、バーを握りましょうか。」


私:「右側はありますが左がっ・・・!!」


助:「え? 誰かタオルとかっ・・」



バタバタバタ・・・。 

 


手足が震え、メガ陣痛が襲い、

 

何かを掴んでソレらを逃したい私は、

 

明らかにテンパッている
スタッフや

 

謎に撮影係に徹している夫に

諦めを感じ、

 

右手は分娩台のバーを何とか握り、


左手は、点滴のつるされている棒を

握るしかなく(とても細い・・)、

 

多分とっても変な形で
お産に臨んだ。


それからはもう言われるがままに、

 

フーッフーッと大きな呼吸で

リラックスしながら痛みを
堪えるのに精一杯で、

 

何が何だか良くわからなかった。



助:「髪の毛が見えましたよ。」

助:「頭が卵分位見えてきましたよ。」

助:「はい。頭がでましたよ。」

助:「元気な男の子が出てきましたよ~!!」

オギャーッ 

オギャーッ 

オギャーッ 

オギャーッ!!!!!


私:「ありがとうございます。」


AM9時34分 

 

(病院到着から約30分) 

 

3364gの男の子を出産。

 



産まれたてのベビーを

胸の上に乗せて

 

カンガルーケアーをしつつ

クールダウン。

 


急遽総動員されたスタッフは

蜘蛛の子を散らす様に

 

さっさと次なる持ち場へと移動し、


気付けば、夫と私は

ポツンと分娩室に残されていた。

 


産後2時間は分娩台の上で

クールダウンし、

 

その後経過を見て病室へと

移動する手順となっている。

 


他の分娩室に入っている

妊婦さんをブッチ切りで

追い越して出産してしまった私は


ガッツ君を胸に抱きながら、

デジカメ片手に写真撮影

している夫と会話。



夫:「お疲れ様。いや、しかし。

   アッという間だったね。」


私:「うん。 自分でもビックリ。」


夫:「今回は最初から最後まで

   ちゃんとビデオ撮れたよ。」


私:「うん。 知ってる。 

   そのお陰で私は

   完全放置されていたから。」


夫:「いやぁ、あの状況では

   何も介入できないよ。」


私:「そうですかねぇ。 

   汗拭くとか飲みものを

 差し入れるとかはできたでしょ。」


荷物置き場に夫が行き、

入院前に調達した食料を

おもむろに取り出す。

 


ふと目をやった私の視界に

飛び込んできたのは、

夫の手中にあるゼリー飲料。



私:「それをさっきくれれば

   よかったのにっ!!!!」


夫:「え?これ? あっ、確かに。」


あぁ、第2子出産記も何だか

コント仕様な気が・・・。



何はともあれ、全てのタイミングが

運良く合致し、無事元気な子を

出産できたことは


応援してくださった皆様のお陰です。
この場を借りて御礼。


ありがとうございましたっ!!!!


HARU.jpg
次男君誕生!!!

 

 

最後までよんでいただき

ありがとうございます♪

 

 

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