相手の身になるって・・・・ | メンタルサポーターKazzのワクワクブログ

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最近のメディアや身の回りでは、


「相手の立場に立って考えよう」という言い方をよく耳にします。


逆に「相手の身になって」という言い方はあまり聞かなくなったようにも思います。


最近の出来事で、


「相手の立場に立って」


「相手の身になって」とは、


同じことを言ってるように聞こえますが、


その内容の次元が全く、ま~ったく違うってことに気づきました。



「私はこうされると嬉しいのだから、


あの人も同じようにしてあげれば嬉しいに違いない」と


「相手の立場に立って」のみの行動は、


ときに相手にとって大変迷惑な行動になっているかもしれません。



経営や成功のノウハウ的な「顧客満足主義」、


「従業員満足主義」をうたう書物やセミナーはいくつもあります。


けれどもそれにならおうとする側が


「相手の立場に立つ」のみで


「相手の身になる」ことなく満足させようとするから、


結局思うような結果が上がらないと思います。


感じ方、考え方、価値観などは人それぞれですし、


また同じ者においても時と場合によって変化していくものです。


ですから、こちらの感じ方、考え方を一方的に当てはめてみても当然うまくいきません。


「相手に立場に立つ」のは


「AをBに置き換える」と言うような論理的思考力があれば、


ある程度できるかもしれません。


しかし、「相手の身になる」ためには『心の想像力』が必要とされます。


この点でいわゆる


「学力優秀」な人が必ずしも経営者やリーダーとして優秀であるとは限らないのは、


人格形成の過程で頭を鍛えることに時間をさかれて、


心の鍛錬が足りていないことが多いからでしょう。

経営においても、人間関係においても必要なのは、


「相手の身になる」こと、


そのための「心の想像力」


そして、「心掛け」です。


これらが備わった経営やリーダーシップを実現するためには、


いろんな人とリアルに関わり、様々な立場に身を起き、思い悩み、


いろんな事象を頭ではなく心に焼き付け、


問題意識を抱え、そこから行動を起こす。


このような経験を数多く積み重ねることがとても大切になります。


「相手の身になる」とは、


「相手の立場で」かつ


「相手の感じ方と考え方で」

という観点で


「相手の感情レベル」に充分配慮していかなくてはならないのです。

そのためには、非常に多くの労力を払うことになるでしょう。


いろんな経験して、悩み、苦しみ、自分事として受け止めるってことですよね。




◇相手の身になったら解けるクイズです。





某小学校の入試にも使われた問題らしいです。


制限時間は5分。

さあ、チャレンジ!
.

..
◇問題


絵のような部屋に4人が並びます。


AとB、C、Dの間には壁があって、見えない状態です。


それぞれの人は、自分が何色の帽子をかぶっているかは
知らないし、見えません。

白い帽子、赤い帽子が2個ずつあるという条件だけを教え、


「振り向いたり、帽子に触れたりせず、この状態のまま

 自分のかぶっている帽子の色を当ててください。」

と4人に告げると、


しばらくの沈黙の後に一人だけが自分の帽子の色を答えました。

さて、答えた人と、その理由を答えてください。



『しばらくの沈黙の後に一人だけが答えた』

ここがポイントです^^


「相手の身になって」考えてみてくださいね^^




答えはコメント欄をご覧ください^^


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