おはようございます^^
昨日の日記 の中に「至誠を貫く」って書きました。
以前読んだ本で、好きなところを転記しますね^^
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吉田松陰っていう人を知ってますか?
吉田松陰という江戸時代後期、幕末の人で、
「松下村塾」という学校を開き、
たった1年と1ヶ月で、79人の若者に、いろんなことを教えました。
門下生には、高杉晋作とか、久坂玄瑞とか、
桂小五郎・・・後の木戸孝允とか、
伊東博文とか、山県有朋という人がいたんです。
この門下生の中から、明治維新後の総理大臣が二人出てます。
初代総理伊東博文、二代目山県有朋が出てます。
その他10数名の大臣が誕生してます。
かといって、最初から優秀な人を集めたわけではなく、
まさに、片田舎の若者が集まっただけのようです。
農家の子、武士の子、商人の子・・いろんな子です。
そこでたった1年ちょっとでこんなすごい人が出ている。
これは「奇跡の学校」と言われてるそうです。
そこで吉田松陰は何を教えたのでしょう・・・?
教えた内容は・・・
「お前は何のために生れてきたのか」
「お前の生まれてきた役割は何か」
ということを、教えてあげた…
…というより、気付かせてあげたということです。
「お前の長所はこういうところだぞ。
これから、それを活かして、
どう世の中の役に立っていくんだろう?」って。
その門下生に、こういったそうです。
「至誠を貫きなさい。
“至誠”とは、普段やらなければいけないことを、
真剣に本気で、誠意をもってやることだ。
朝起きたら、玄関の掃除、鳥のエサやり、布団干し…
そういうことを真剣にやりなさい。
絶対手を抜かないで、とにかく真剣にやりなさい。
そうしたら、いつか自分の役割が必ずわかる。」
その時与えられた仕事を、本気できちっとやっていったら
「あ、自分が生まれてきた役割ってこういうことかなぁ」
…ってところに気付きます。
だから、普段が大事なんですね。
なんでもそうですが、普段どれだけのことをやっているか、
これが大事だと、松田松陰は教えたそうです。
「普段の生活で至誠を貫くこと」
「自分だけの人生の役割に気付くこと」
…この二つがどれだけ大事か、
ということです。
(「私が一番受けたい ココロの授業」より引用)