毎年呼んでくださいます。
ここに寄せてもらうようになって、
多分やけど10年超え。
ずっと5年生と6年生の食育調理実習をさせていただいてます。
昨年6年生はコロナでの休校明けのどさくさに紛れてギリギリいけたけど、
5年生が中止になった。
その子達に今年は何とかやらせてあげたいと先生方が知恵を絞り、
開催の運びとなりました。
ホンマやったらピザやけど、
さすがにこの状況下で手ごねはあかんやろと、
昨年できなかったボロネーゼにメニュー変更。
給食止めてガッツリ作るのではなく、
ちっちゃなお弁当箱に入る量に抑えといて、
調理時間も大幅に短縮。
食器は使わず空のお弁当箱持参で、
それを使って試食して洗わず持ち帰る。
対面になってしまう家庭科室での試食も避けて、
別教室に移動しての試食。
考えられるありとあらゆる対策をしての実施です。
私学ならともかく公立小学校でここまでしてくださる、
先生方の子供達への愛。
感動しますわ〜。
準備も万端。
いつも通り、
ワインにスパイス、ブーケガルニと本格的です。
小学生の調理実習やからと、
手抜きはしません。
ごっつええ感じ。
この後給食もいただきますんで、
量は控えめ。
いただきますの前には、
これまたいつも通りの「いただきます」の意味を語ります。
今週いっぱいかけて、
6年生の4クラス。
つまり私は4日間ボロネーゼ。
ごちそうさまでした。
「おいしかった」
「家でも作ります」
「楽しかった」
こんな感想をいっぱいいただました。
でもうれしかったのはこれやね。
「命をいただきますは知ってたけど、
お百姓さんやスーパーのレジの人にも感謝してっていうのは知らなかったので、
これからはそんな人たちにも感謝して食べたいと思います」って。
泣くで😭