第一条件はお魚部屋、笑。
続いてお風呂の追いだき付き。
必須条件はそんだけ。
そこから色々の条件を考え合わせ、
今の家を見つけた。
その条件の一つにキッチンの水栓があった。
必須条件にはしていなかったけど、
できればシングルレバーの水栓がええな…と。
新居はシングルレバーだ。
ラッキー!
見つけてから契約までは早かった。
そっから引っ越しまで少し間があって、
正月早々の私の引っ越し。
住んでみなけりゃわからんこと続出。
まずはお風呂。
引っ越し当日夕方にガスの立会い開栓。
追いだきどころか自動お湯はり機能付きやってんけど、
お湯は問題なく出たものの自動お湯はりにしたら、
外が大洪水になった。
そして追いだきが機能しない。
給湯管の破裂の疑い?
管理会社にすぐ電話。
なんだかんだで5日ほど経ってメーカーさんが来てくれて、
何のこたぁない。
凍結防止のために開けっぱにしてたパルブを閉めて問題解決。
続いて引っ越し当日の晩。
キッチンの水栓がまさかの下げ吐水。
レバーを下に押したら水が出ます。
ご存知の方も多いと思いますが、
シングルレバーが発売された当初は、
全部下げ吐水やった。
それが阪神大震災を機に上げ吐水に移行。
瓦礫の下敷きになって出っ放しになった水栓が続出。
消防が到着しても水管の圧が上がらず放水できなかったという教訓からそうなった。
あれから20年。
まさか下げ吐水とは…。
でもま実家も下げ吐水のままやからええやろ。
慣れや慣れ。
ところがそうはいかなかった。
慣れるよりストレスがたまるスピードの方が早い。
週に3日のシフトで働くカフェレストランは当然上げ吐水。
仕事を始めてしばらくの時間、
止めるつもりで上にあげてドバァ~ってやってまう。
仕事を終えて帰宅してご飯の準備。
これまた止めるつもりで下にさげてドバァ~って。
下でスプーンかまえてた日にゃあ、
そりゃもうあたり一面ビッチョビチョ。
あ~もうっ!
めっちゃストレス。
せめて吐水口をシャワーにしたら、
ビッチョビチョは避けられるとホームセンターで買ってきて取り付けた。
すると奇跡が!
あ、いや、トラブルが!
シャワーにすると水栓内の圧が上がったんでしょう。
吐水口のプラ部分にひび割れがあり噴水のように水漏れが!
さらにレバー付近からもわずかな水漏れ。
ラッキー!
あ、いや、えらいこっちゃ!
すぐに管理会社に連絡。
来てくれた水道屋さん。
「先っぽとカートリッジの取替えですね。
部品取り寄せで届き次第また来ます。」
「ちょっとちょっとお兄さん。
相談なんやけど、
今時下げ吐水ってもっすごストレスなんやけど、
部品あるなしの前に水栓自体の取替え交渉してくれへん?
アカンゆわれたら、
部品代もろて差額出して私自分で付けますわ。」
「わっかりました、ゆってみます。」
取り替えてもらいました。
バンザイです。
さらに(まだあるんかい)、
ママは要支援認定を受けていて足腰がおぼつかない。
危なくってしょうがないので、
あちらこちらに手摺りがいる。
賃貸なので家主さんの承諾が必要。
また管理会社に連絡。
ホンマにこの人はああだこうだとうるさいなぁって、
きっと思われてる。
今のところ自腹はない。
手摺りも介護保険の適用を受けられそうなので、
最小限に抑えられそう。
それはそれでええんやけど、
情けないのは私の頭。
上と下の違いをもっと臨機応変に認識でけんか?
上と下だけやない。
例えばトイレ。
水を流すレバーが新居のは左にある。
ところが実家も前のアパートもカフェも、
右にある。
右と左の違いや、些細なことや。
やのに、新居でいちいち右手で空振りする。
私の頭はホンマに融通がきかん。
上と下や。
右と左や。
なあ!ホンマに!
他愛ない住宅事情のしょおもないトラブルを、
しかも単に私がアホやというつまんないオチやのに、
ここまで長く引っ張ってしまいました。
最後まで読んでくださった方、
誠にホンマにすんません。
感謝です。