35歳で高齢妊娠、高齢出産だったので、病院を選ぶところから大変でした。

まず、妊娠がわかってから近所の産婦人科を受診しました。

そこは普通で言えば、定年退職くらいの年齢の男性のお医者さんでしたが、こんな年齢だったら自然分娩は無理、帝王切開絶対!と言われてしまいました。

丁寧な対応をしてくれて、自然分娩でも大丈夫ですよというお医者さんを見つけるまでに、友人に聞いたり、実際に受診したりと時間がかかりました。

ちょっとお金はかかるけれども、親切な病院を見つけられて5ヶ月までは順調に定期検診に通っていました。

でも、5ヶ月を過ぎたあたりから、やたらとおなかが張り、不正出血もあったりで、トイレ以外は自宅安静の日々でした。

家事がままならないので、主人にもかなり負担をかけてしまいましたが、初めての子供なので協力してくれて、そこは助かりました。

初めての出産だったし、一人で子育ても自信がなかったので、遠方の実家で出産することにして、8ヶ月になってから実家の近くの病院に転院しました。

50代くらいの男性のお医者さんでしたがとても優しく、看護婦さんもよく気がつく優しい方ばかりだったので順調に臨月を迎えました。

1週間早く陣痛がきたのですが、陣痛促進剤を注射しても、どれだけ時間がたっても赤ちゃんが降りてこず、私は弱っていくばかりでした。

もう私の体力が無理ということで、結局帝王切開になりましたが、促進剤で陣痛のような痛みも味わいながら、帝王切開の手術の準備で、注射を何本もされ 点滴もしつつ、冬の手術室はすごく寒いのに全裸で手術を待つのは本当に苦痛でした。

それでも、どうか赤ちゃんが無事に産まれることだけを祈っていました。

手術は4時間以上かかりましたが、もうろうとする意識の中、赤ちゃんの産声を聞いたときは、本当に嬉しくて幸せでした。
 

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