ムスコハ ウチュウジンカモシレマセーン~私はアスペルガーに恋をする~ -2ページ目

ムスコハ ウチュウジンカモシレマセーン~私はアスペルガーに恋をする~

アスペルガー症候群の息子とのドタバタ楽しい毎日。アスペルガーって何なの?と困っている方、必見ですo(*⌒O⌒)b

昨日、たまたま見付けたネット記述で
『1/25東海大地震の予知』のような内容のものがあったビックリマーク

例によって影響を受けるワタシ汗

ガクブルしながら早速イオンに行き、
大量の電池とランタンを買ってきた。
ちょうど米も無くなりそうだったので、米も買ってきた。
水の蓄えは有る。
火曜日はコープさんの宅配もあるので、食料は心配ないだろう。

人間に予知能力が備わっていれば、このようにガクブルすることもないのであろうが、
残念ながら私は何も感じない。

そんな私でも、一応不思議体験はある。

数年前、まだ赤ちゃんだった息子の育児に追われながら、
うとうと眠った時、
浅く短い夢を見た。

その夢は、ただ文字で
「亀田」としか出なかった。
夢と言ってもストーリーは無い。
ただ「亀田」と出てきたのだ。

その「亀田」の文字は、
何かのロゴのような感じだった。

目を覚まして
「『亀田』って何や?」と思いつつ、何気なくテレビをつけた。

テレビでは情報番組をやっており、
小林幸子が故郷 新潟県の為に、
マラソンをしているというものだった。

その小林幸子の映像を見て
「これだ」と思った。

走る小林幸子のゼッケンに
「亀田製菓」と書いてあったのだ。



亀田製菓の亀田かぁ。。。

何か不思議な気持ちになった。
しかし、
『小林幸子が頑張ってますよ~』という情報は、
「あぁ、そうですか。頑張ってますね」と思うのみで、何の役にも立たない。

せっかくの私のわずかな予知能力であったが、実用性は無いらしい。

ただ、あれ以来、テレビで小林幸子を見ると
「亀田」を思い出すのと共に、
小林幸子に対し、妙な親近感を覚える。

ちなみに夕べ見た夢は、
何故か私が筑波大学を目指して走っている夢だった。
走れば意外と着くと思っていたのに、走っても走っても到着せず
辺りはだんだんと暗くなり、
焦りながら、背の高い草の生える道を、必死で走っているという夢だ。

特に意味はない。
1月22日は夫の誕生日だ。

結婚前、夫との共通の友人である女性が
「誕生花」みたいな題名の本を持っていた。
女性はいわゆる不思議ちゃんだった。

「みんなの誕生花調べたるでー」
「Aちゃんはアネモネ~」
「B君はハイビスカスやて」

辞書のようなブ厚い本をめくりながら誕生花なるものを調べていた。

私にも誕生日を聞いてきた。
「あずさは?」
「12月2日」
「12月2日はな・・・コケやて」
「うそやろ」
「ホンマやん」
ほかの皆は可愛らしい花々なのに、なんで私は『コケ』やねん。

今度は夫に誕生日を聞き、本をめくった。
「1月22日は・・・」
「何やった?」
「コケや」
大爆笑になった。
「コケばっかりやな。ちょっと見して」

しかし、本を見てみると決してコケばかりではなかった。
たまたま、私と夫がコケだったのだ。

ところで誕生花って何なのか。
いまだにナゾだ。


さて、私と息子は、
夫にナイショで歯磨きをキチンとしない夫の為に、電動歯ブラシの良いヤツを買った。

息子はウキウキだ。
いや、ウキウキを通り越してコーフンしている。
何かイヤーな予感がする。

買い物した帰りはナゼか公園で遊び、
公園に居た子ども達に
「今日、父ちゃんの誕生日なんだ♪
これ!プレゼント!電動歯ブラシ!」
中身まで開けんばかりの勢いだ。

コーフンしている。
やっぱりイヤーな予感だ。。。

帰宅するとスグに
「父ちゃん!誕生日、おめでとう」と、もうプレゼントを渡してしまったゴルァ
しかも、夫がトイレから出てきたところにいきなりっビックリマーク

夜にパーティーをして渡そうと言っていたのに汗

まあ、いいか。
さて、夕飯は何にしようか。
ご馳走を作るのもいいし、
食べに行くのもいい。

じゃ、たまには外食で・・・ということで車に乗る。

息子は
「父ちゃんの誕生日だからな。
 父ちゃんの好きなものにしなくちゃな」と言いつつ、ハーハーためいきと完全にコーフンしている。
落ち着け、息子ビックリマーク

夫は
「オールドヒッコリーがいいな」と、有名なピザ店を指名する。
「いいねぇ。久しぶりだねえ」

ところが息子!
「いやっ!あそこ、ピザショーがあるもん」

その店は、ピザ生地を音楽に合わせてクルクル回すショーがある。
アクロバティック・ピザショーの世界的な大会で毎年入賞する腕前だ。
勿論、味も最高で、
私はよく知り合いを連れていくのだが、かなり喜んで貰える、絶対的におススメの店だ。

しかし、息子はショーアップされた雰囲気が苦手なので、
ショーが うっとうしくて仕方ない。

夫は、
「じゃあ『にんにく屋』に行こうか」と前向きに別な店を提案。

しかし息子、
「いや~~~」とダラダラ言い出した。

だんだん雰囲気が悪くなってきた。
夫はうんざりだ。
「もういいよ。家で食べよう」

息子「いやーーーっ」

コーフンしている分、始末が悪い。

しかし、息子の気持ちは私が知っている。

実は 息子は、しゃぶしゃぶが食べたかったのだ。
でも、父ちゃんの誕生日であるという事で、自分の希望を言うわけにはいかないと思った。
でも、しゃぶしゃぶを食べたい気持ちが強くて こうなってしまったのだ。

息子の気持ちを夫に解説すると
「だったら、そう言えよむかっ」。
夫は、すっかり気持ちが後ろ向きになってしまい、外食は中止だ。

息子が過剰にコーフンするとロクなことにならない。

しかし、結果的に自宅でやったしゃぶしゃぶは最高に美味しかった。
お腹いっぱい肉が食べられて、息子は大満足の様子だ。

コケの花言葉は『母性愛』だ。

この息子に夫婦で寄り添っていかねばならぬということか。

そもそも、コケって、
花とちゃうやろあはは
我が家は丘の上なので、
あちらもこちらも坂道だらけだ。

昨日、坂道のてっぺんでゴミ出しをしていると、
シルバーカーを押して急な坂道を登ってくる、ご老人の姿が見えた。
かなりの高齢の女性だ。

息子は、サッと老婦人に駆け寄り、
一緒にシルバーカーを押した。

「大丈夫?」などと声を掛けながら。

老婦人はとても喜んでいる。
「私は子どもが好きで、子ども関連のボランティアを長年やっていたの。
 でも足を悪くしてやめてしまってね。
 今時、こんな優しいボクが居るなんて・・・」

あまりにも優しい息子の姿にキュンラブラブときて、私は声も出せない。

「恥ずかしかったけど助けたの」

ぎゃーーー、もうキュン死チョコ