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平成24年がスタートした。
3.11が発生して10ヶ月が過ぎた。
その間私は被災地石巻への転勤もあり、被災状況を目の当たりにしてきた。
電力復旧はひと段落であるが、街の復興は何年かかるか分からない。
しかし、必ず復興し、平和な日々が必ず来るはずだ。
その日まで、みんなあせらず地道にやっていこう。
わたしも音楽を通じ復興に一役担えるよう頑張りたい。
3.11、東北地方太平洋沖地震が発生した。
私は、職場で4階の事務室に向かう階段の踊場で、その時が来た。
頭に、ニュージーランド大地震がよぎった。
こんなことがあるのか・・・もうこの世は終わりと思った。
長かった・・。
やっと揺れがおさまったとき、2階の事務室に戻った。
もうめちゃくちゃな状態だ。
移動書架は、耐震対策が全く効かず、壁から外れそのまま倒れていた。
その時から、電力復旧のため3日3晩泊り込みで対応。
地震は過去にも経験しているが、大津波は遠い海外での映像しか見ていない。
今回も直接津波を間近に見ているわけではないが、知り合いが流されたとか、家が流されたとか、こんなに身近なところに大津波を経験するとは思わなかった。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りする。
残された我々は、亡くなられた方々の分まで精一杯生き、この出来事を風化させることなく、将来にわたり語り継がなければならない。
しばらく音楽活動は全面休止。
みんなが揃って、楽しく音楽活動ができる日を心待ちにしながら、これから日々頑張って生活していきたい。
先日アンサンブルコンテストが終わった。
出たたメンバーは緊張して思うような演奏はできなかったのだろうが、聴いている私たちにとっては、コレまでの練習を見ているだけに、大変素晴らしい演奏だったと思う。
この意識を来年度コンクールにぜひとも活かしていただきたい。
というか、活かせるよう私自身が頑張らなければならない。
重荷である・・・。