能登半島地震により、被害に遭われた皆様、

避難されている皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

 

R6-04気まま句会 5句投句 240410(6句選句(特選1句,並選5句)

兼題;魚島(うおじま/うをじま) 晩春 【子季語】魚島時

【解説】外海の鯛が産卵のため瀬戸内海に入りこみ、その群らがった状態 が小島のように見えること。鯛に限らずはまちや鰆、鯖などでもおこる。

霜くすべ(しもくすべ) 晩春 【子季語】くぐし

【解説】晩春、桑の葉が出て茎が伸びるころに、急に霜が降りすっかり桑の葉が黒くなって枯れることがある。そこで群馬・長野地方の養蚕家は晴れあがって霜の来そうな晩には、かねて畦に用意しておいた青柴や籾殻、松葉などを焚いて煙幕を作り霜害を防いだ。これを霜くすべという。 

 

秋月:選句

63早に春分つげる鳩時計 4点

🌸🌸今回はこの句が一番気になりました。ぽっぽと鳴った音を「春分の報せ」と聞きなした…おもしろい。──幹三

🌸鳩時計が日を告げる?戸惑いましたが、夜中の12時を越えて春分の日になるとき確かにこういうことになります。発見です。──鉄尾

🌸確かにその通りですが、ほのぼのとしたものを感じます──茂樹

 

66魚島も大漁旗も鯛はねて 2点

🌸大漁旗に鯛の絵が描かれているのですね。風になびく大漁旗の鯛も魚島の鯛も跳ねている。臨場感があります。──美津代

🌸特選と迷った句。すっごく勢いが感じられて、音も聞こえてきそうでした。──花瀬玲

 

46水温む琵琶湖の水位下がりゆく 1点

🌸・浮御堂を見るも水位よりかなり高い。水不足が報じられると気になります。感性が良いです。──草径

 

57比良比叡やまふところの霜くすべ 1点

🌸 比良比叡と遠景を置くことで句に奥行きと広がりが出ました──りえ子

 

42鶯と一緒に拝み墓笑ふ

 

秋月:選句選評

4. 働きて働きてなほ霜くすべ 美津代

多分百姓さんであろう。霜くすべで仕事のしにくい中、「働いても働いても」の楚辞にご苦労が感じられる。

並選

3. 鉄塔の脚茫々と霜くすべ 兵十郎

綺麗な風景である。霜すくべと、鉄塔の対比。霜くすべは現実、鉄塔は未来である。

立ちはだかる鉄塔に期待したい。

 

7. 猫の子も舟屋の色に昏れゆける 花瀬玲

「も」は言い易い。「猫の子」から何が想像できる?「船屋?」。作者に尋ねたい気持があるが、好きな雰囲気の句。

 

25. 魚じまや大漁旗を押し立てて 兵十郎

「魚じま」の「じま」がなぜひらがななのか知りたいが、「魚じま」に向ってゆく。大漁は間違いなしの、はやる気持ちで大漁旗を押し立てて行ったのだろう。

 

33. 魚島を囲ひ込み行く漁船かな 穂心

「魚島」の句を3句戴いたが、漁船に照準を当てた情景がみえて現実的である。

 

45. 魚島や大漁旗の十重二十重 りえ子

魚島で大漁だった。大漁の幟を船中に張り巡らして港に帰ってくる。魚島は初めて知ったが、私は港町で育った。大漁の船が港に帰ってくるときは、軍艦マーチで迎えていた。

 

今日は「パンの日」

1842年4月12日、江川太郎左衛門英龍が初めて「兵糧パン」を作った日とされています。この日を記念して、毎年4月12日が「パンの記念日」と定められ、さらに毎月12日は「パンの日」として親しまれています。

 

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