烈火のトマトちらつかせ  2022年7月3日(日)

露人P烈火のトマトちらつかせ  (いわきり秋月)  
(ろじんP れっかのとまとちらつかせ) 
 
【季語】   トマト 晩夏
【子季語】  蕃茄 赤茄子 
【解説】   ナス科の野菜。原産は南米のペルー。赤く艶々した球形は夏の太陽を思わせる。青い実の頃から酸味のある匂いを放ち、完熟して水分と甘味を含む。冷して生で食べるのが一番。ジュースやトマトピュゥレ、料理等に用いる。
【科学的見解】 南米原産のトマトは、ナス科の一年草であり、果実野菜として広く栽培されている。果実は、太陽の熱に弱く、雨に当たると裂果してしまうため、主に温室内で栽培されていることが多い。日本へは、江戸時代に導入されたといわれているが、近年では消費が増え、様々な品種が作出されている。

【例句】
見ばえせぬトマトの味を問はれけり    稲畑汀子
があります

【掲句】
トマトは、水遣りが大事で暑い日は気を付けないと
怖い貌をして怒る。
まるでま赤な鬼の形相である。
露人Pが怒り狂っている貌を想像する。
掲句は、烈火のごとく怒って 
危ないものをちらつかせていると詠んでいる。
そうなりませんように…(^A^)

良いことがありますように 
今日も元気で頑張りましょう。