そうかそうかと聴いてやる 2021年10月11日(月)

 

小鳥来るそうかそうかと聴いてやる   いわきり秋月

(ことりくる そうかそうかときいてやる)

 

【季語】   小鳥 (ことり) 仲秋

【子季語】  小鳥渡る、小鳥来る

【関連季語】  色鳥、渡り鳥

【解説】   秋、日本に渡って来る鳥や、山地から人里に降りてくる小鳥たちのことをいう。鶸・連雀・尉鶲・花鶏など。

 

【例句】

正岡子規 (まさおか しき)に

秋の小鳥はらはらと枝に飛び移る

があります。

 

【掲句】

「小鳥来る」は「渡り鳥」の傍題としている歳時記が多いので、現在ではあまり使われない。掲句は庭先へやって来る鳥をイメージしてるから、そうなると季節感が薄れる。返って春か 夏の方が鳥も多いのではないだろうか。

秋の季語としては、キーキーと甲高い声を出す「モズ」。集団をはぐれた「ムクドリ」。「ヒヨドリ」は名のとおり、「ヒーヨヒーヨ」と騒がしく鳴き、「ジョウビタキ」は ヒーッヒーッときれいな声で鳴く。「鶺鴒=石叩き」は チチン、チチンと鳴き、「きつつき」は木を突く音でわかる。 

秋はやはり少ないな。(^×^)

 

良いことがありますように 

今日も元気で頑張りましょう。